2016年8月27日土曜日

【第30回】 エカテリンブルクの市内交通

<<<筆者注:この記事はウクライナ侵攻前に執筆したもので、現在のロシアの状況を反映したものではないことにご注意ください>>>

2016年8月26日金曜日

【第29回】 大学寮玄関の世界地図

<<<筆者注:この記事はウクライナ侵攻前に執筆したもので、現在のロシアの状況を反映したものではないことにご注意ください>>>

2016年8月24日水曜日

【第28回】 エカテリンブルクの治安と外務省の海外安全情報

<<<筆者注:この記事は2016年8月24日に執筆したもので、現在のロシアの状況を反映したものではないことにご注意ください>>>

2016年8月17日水曜日

【第27回】 エカテリンブルクの夏

エカテリンブルグで夏を経験するのは今年で2回目になりますが、昨年の夏よりも今年の方が明らかに暑い夏となっています。昨年の自分のFacebookポストを見返していると、8月中旬頃には既に最低気温が10℃近くになり、木々が色づき始めている、というようなことを書いていたのですが、今年はそろそろ8月も下旬になろうとしているのにまだまだ暑い日々が続いています。

職場の30才ぐらいの同僚に今日聞いた話では、彼が子供の頃には(つまり20年ほど前)、夏場にエカテリンブルグで気温が30℃を超えることはかなり稀だったそうです。冬場の寒さが厳しいエカテリンブルグでも地球温暖化の影響は如実にあらわれているようです。

暑い8月のある日のウラル連邦大学自然科学研究所の中庭
エカテリンブルグは冬場の最低気温が-40℃を下回ることもあるため、低温対策のインフラはしっかりと整っています。しかし、その反面、夏場の暑さに対する対策はそれ程手厚くはありません。自宅の大学寮の部屋では個人で購入した扇風機を使っていますが、職場である大学のオフィスには冷房も扇風機もありません。

基本的にエカテリンブルクでは「冷房は贅沢品」という認識のようです。実際、暑いと言っても日本のように気温が体温を超えるようなことはありませんし、日中30℃を超えても、夜間には10℃台まで気温が下がることが多いので、冷房がなくてもなんとか耐え忍ぶことは可能です。あと、湿度が比較的低いのも助かります。

聞いた話では、ロシアには「気温が高くなると労働時間を短縮しなくてはいけない」という法律があるそうで、計算上は34℃になると、1日の労働時間は1時間ということになるようです。ただし、この法律には罰則規定がないため実際に法律に厳密に従っている職場はあまり無いようです。

私の職場の同僚たちの夏の過ごし方を見ていると、あまりにも暑くなると有給休暇をとって突然夏休みにしてしまう人もいます。そういう場合は、涼しい山間部にキャンプに行ったり、最近は郊外に大型のプールリゾートができているので、そういうところに行く人もいるようです。やはり、自宅に冷房施設を持っていない人が多いので、涼しいところに行く、というのが夏休みの典型的な過ごし方のようです。

ちなみに私のブログはエカテリンブルクで生活されている方にも読んでいただいているようなので、今日同僚に教えてもらったウラル連邦大学のプールのWebアドレスを書いておきます(YouTubeに紹介の動画あるのでその動画も貼っておきます)。ここのプールは比較的料金が安く、大学関係者だとさらに割引が聞くのでお得だとのことです。
http://urfu.ru/ru/sports/swimming-pool/