2014年7月16日水曜日

【第11回】 エカテリンブルクへの引越代金見積、その2

<<<筆者注:この記事はウクライナ侵攻前に執筆したもので、現在のロシアの状況を反映したものではないことにご注意ください>>>


本日午前中に日通の営業さんによる荷物の体積見積もりをしてもらいました。香港から持ってきた荷物のうち半分くらいは未開封のままなので、多分かなり見積もりは正確に行われたのではないかと思います。結果は、6.7立方メートルとのこと。この体積をもとに早急に金額の見積もりを出すとのことでした。

通関に関して細かいことをいろいろ質問しましたが自宅に来た営業さんもかなり知識が豊富で細かいことを答えてくれましたし、さらに詳しい情報については後日郵送するとのことでした。あと、見積額が予算の上限を越した場合など、安くするための具体的な方法を提示してもらえるそうです。また、現地での通関書類の準備に関しても現地スタッフが手続きの手伝いをしてくれるとのことで、さすがに日通はサポートがしっかりしてるという印象を持ちました。

営業さんの話では、日本から海外への引越しのピークは7月中旬から下旬だそうです。日通では、既に今年は7月中は予約がいっぱいで搬出を引き受けられないとのことでした。特に子供のいる家庭は、現地での学校の手続きのために7月中に引っ越す場合が多いとのことです。

日通ではモスクワから離れた場所であっても、現地業者を使わず日通社員が直接対応するとのことで、現地業者と業務委託している他社と比べると安心感があるように思います。体積見積の後、以下のような控えをもらいました。

日通による堆積見積もりの控え

さらにロシアの通関に関する簡単な資料ももらいましたのでスキャン画像を貼り付けておきます。(詳しい資料は正式の依頼をすると送ってもらえるそうです。) 私達の最終目的地はエカテリンブルクですが、通関する場所がモスクワなので以下の資料の中では仕向地はモスクワとなっています。

日通によるロシア通関資料1

日通によるロシア通関書類2
作業してもらいながら日通の営業さんにいろいろ話を聞いていたのですが、世界中の相当な僻地への引越も手がけているようで、珍しい場所に引っ越すならやはり日通が最強だという気がします。また、日通では、日本から引っ越しを請け負った場合、帰りの引越も引き受けるとのことで、この点においても安心感があります。

午後からはもう1つ別の業者、AGEX(エイジェックス)さんに来て頂いて体積の見積もりをしてもらいました。見積もり業務は丁寧で営業さんの感じも良かったですが、AGEXさんの場合はモスクワから現地の業者に業務委託するとのことで、日通さんに比べると、やや現地でのサポートに不安が残ります。また通関手続きの詳細に関しては現地センターに問い合わせないとわからないという返事でした。しかし、後はお値段次第というところでしょうか。AGEXさんはおおよその値段を言ってくれましたが、全ての見積が出揃うまでは金額は伏せようと思います。AGEXさんからもらった体積見積の控えは以下のとおりです。

AGEXによる体積見積もり控え