<<<筆者注:この記事はウクライナ侵攻前に執筆したもので、現在のロシアの状況を反映したものではないことにご注意ください>>>
ロシア内務省発行の招待状 |
(招待状発行の申請は受け入れ側が行いますが第1回でもふれたようにかなり大変な作業です。招待状が発行された後にjob offerをdeclineするようなことは慎むべきだと思います。ロシアの研究機関からのjob offerを断るなら先方が招待状の申請準備に入る前にしましょう。)
招待状の他に在日本ロシア大使館での手続きで必要な書類は、Webシステムで作成した電子査証申請書、4.5cm×3.5cmの証明写真、パスポート、非エイズ検査診断書(HIVウイルスの非感染者である旨の証明書、18歳以上の申請者の場合のみ)等です。
非エイズ検査診断書は、一般の病院では英文証明書の発行に不慣れであることと、エイズ検査を扱い慣れていない医療機関でエイズ検査を受けると余計な詮索を受ける可能性も考えられるので、旅行関係の医療証明を専門に扱っているクリニック(日比谷クリニック)を利用しました。ロシア大使館領事部のWebページからフォームがダウンロードできるのでそれをクリニックに持参して記入してもらいます。日比谷クリニックの場合はこちらでフォームを持参しなくてもクリニック側でフォームを用意してくれます。以下はクリニックで発行してもらったエイズ検査の結果です。
エイズ検査の結果フォーム |
クリニックに行く途中、JRの駅にあったコイン証明写真で写真も撮影したので、後は電子査証申請書を記入していよいよ在日本ロシア大使館での手続きをすることになります。