自宅封鎖管理6日目。昨日の朝の時点では、市当局に苦情の電話を入れた人が役所の反応をSNSグループにシェアするなどの動きがあったが、役所の返事は「さらに3日の封鎖管理が必要」の一点張りで、結局それ以上抵抗する人は現れず、苦情を入れていた人も諦めモードに入ってしまったようで、夕方にはSNSグループは静かになった。
苦情の電話を入れる人がいる一方で、「市当局や他の住民に迷惑がかかるような行動は慎みましょう」と行動を嗜める人も散見された。SNSグループ上では時々議論がヒートアップしかけるが、全体的には理性的に意見交換が行われている。
運動不足解消のためにマンションの階段を登ったり降りたりする人がたくさんいるようで踊り場の方から時々物音が聞こえてくる。自宅で運動できるように環境を整えておくこともコロナ禍の時代には必要だろう。
検体採取終了後、検査記録をまとめている管理会社の管理職に検査終了の報告を行った。検査官がつけている記録と各部屋が自己申告した検体数が合っているかどうかを管理会社の方で毎回確認しているようだ。
各階の検査は同時に行われるので、うちの家が検体採取のためドアをあけている間、となりの家もドアを開けているのだけど、両方のドアが空いている間隙をついて、となりの家が飼っている犬がうちの家に上がり込もうとしてきた。上まで上がり込まれるとやっかいなので、検体採取されながら必死に足でブロックした。犬もかなり運動不足なようで、かなりの勢いで、はしゃぎ回っていた。
市当局から封鎖管理下の家に100元分の食料が配られるというニュースが昨日出ていたが、うちの小区は対象外ということが分かり、これに対しても市当局に対する不満が出始めている。想像するに「濃厚接触者が出た場合に行われる3日間の封鎖管理に関しては自宅にある備蓄で足りるでしょ」みたいな考えに基づくルール設定なのだろうと思う。しかし、3日間の封鎖管理が偶然連発したら備蓄では足りなくなる。うちのマンションでは想定外の事態が起こったということなのかもしれない。
外卖に関する新たな通達が市当局から出た。生モノや熱を加えていない料理の提供を停止、非接触で配送を行う等々。しばらくお寿司はお預けになりそう。
今夜の封鎖管理メシ |