私が過去に所属した大学でも、講義室に暴漢が乱入する事件が発生したことがあったが、あのときは、周りの学生が暴漢を取り押さえ、その後すぐに警備員が駆けつけて事なきを得た。しかし、自分の講義でこの手の事件が発生することを考えるとぞっとする。
今の中国の職場は、講義中「監視カメラ」でずっと監視されているので、おそらく何かあってもすぐに警備員が来てくれるのではないかと期待はしている。ただ、主な「監視の対象」が暴漢ではなさそうなので、期待通りの反応をしてくれるかどうかは未知数ではある。
講義のネタ探しのために日本語の教科書(宇宙の観測I---光・赤外天文学 シリーズ現代の天文学)を眺めていたら、データベース天文学について扱った第9章の最後に掲載されているコラムに目が留まった。このコラムには「2029年の観測風景」というタイトルが付いている。本文では、近未来の天文台で観測者と制御コンピューターとのやりとり(会話?)の様子が描かれている。2029年には観測制御用のコンピューターが発達して、データを取得するだけでなく、おすすめの天体を提案してくれたり、論文を自動で描いてくれたりすることになっている。
さすがに今から7年後に自動で論文を生成するのは無理だとしても、観測詳細、大まかなデータ解析の結果、著者名と所属名等々を入れた論文投稿用のLaTeXのテンプレートを自動生成してくれたら割りとその後の作業が楽だなみたいなことを考えていた。
どうやら、お隣のマカオで感染者が増え続けているようだ。夕方の報道ではこれまでに150人以上の感染者が見つかったそうだ。既にマカオは完全にロックダウンされており、今のところ珠海に感染は広がっていないようだ。しかし、隣接した場所で感染者が大量に出ているだけに、かなり珠海側でも緊張感が高まってきている。
中国語学習
単語と例文の暗記(10分程度)、ラジオの聞き流し