企業が出身大学名で就職希望者を選別する「学歴フィルター」が最近Twitter上で話題になっているが、それに関連して「日本は学歴社会ではなくて学校歴社会だ」というツイートが流れていた。まったくその通りだと思う。下手すると日本では出身高校で社会階層が分かれている感じすらする。日本の相当多くの社会問題の根源は、この「学校歴差別」にあると私は思っているのだけど、この先この状況が改善されるともとても思えない。一度被差別側に回ってしまったら、尊厳をもって生きていくためには、もはや外国に拠点をおいて生きていいくしか方法ないのかもしれない。
この季節は「推薦書」を集中的に依頼される時期だ。今日も1月1日〆切の推薦書を10数通提出した。そういえば、私らの世代の指導教員世代の日本人には英語で推薦書を書くのを億劫がる人が多くて、外国にツテができるまでのキャリアの初期のころは推薦書集めが大変だった記憶がある。私は師匠が在外経験のある人だったからまだ良かった方なのだけど。
かつて、アメリカでオフィスメートだったアメリカ人ポスドクと同じ時期に職を探していたことがあり、その時、お互いの進捗について時々話したりしていたけれど、「ボスに推薦書何通頼んだ?」と聞いたら「300通くらいかなぁ」とか言っていて、そんなの絶対日本人に頼めないと思ったことを思い出した。まぁ、アメリカ人教員の場合、1枚だけ推薦書を書いて、その後のコピーや発送は秘書がやってくれたりするので大量の推薦書の発送が可能なのだとは思う。
しかし、メールボックスに届いていた推薦書依頼メールの数が学生が依頼してきた推薦書の数よりも少ないことに気がついた。西側から「edu.cn」ドメン宛に発送されたメールってときどき届かないことがあるように思う。(今回の場合は、先方がまだ依頼メールを送っていないだけだった)。
1月下旬に珠海で予定されている星周化学関係の研究会、結局コロナの影響で「ハイブリッド形式」ということになったが、次から次に「不参加表明」と飛び込んでいる模様。やはりオンラインだとモチベーションが上がりにくいのかもしれない。
中国語学習
単語と例文の暗記(10分程度)、ラジオの聞き流し(20分程度)
ピアノ練習
SimplyPiano、中級III