歯列矯正用ワックスは、可塑性の素材で作られており、例えて言うと、無味無臭の粘土のようなものである。これを適当な大きさにちぎって、矯正装置の尖っている部分を覆うように貼り付けることで口内粘膜に対する刺激を軽減することができる。歯科クリニックで一つ無料でもらったのだけど、これがないと生活できないことが2-3日の間に明確になったので通販で大量に追加購入した。ちなみに歯列矯正用ワックスは中国語では「正畸蜡」と呼び、この言葉で通販商品を検索すると大量にヒットする。
今日は、赴任当初からお世話になっていた職員さんが昇進されるとのことで、職場で行われた「昇進セレモニー」に参加した。この手の学内行政系の会合には、種類に応じて、各学科の教員の半数以上とか、6割以上とか、8割以上とかの出席率規定が設定されている。しかし、すべて中国語で行われることもあって、一部の高い出席率を求められる会合以外は、外国人の出席はそれほど強くは期待されていない空気がただよっている。
そういう感じなので、学内行政系の会合に行くと「来ると思ってなかった」と言われることもある。ただ私は、生の中国語が聞けて語学学習の観点から役に立つのと、参加して見ると案外いろんな発見があって面白い(こともある)のとで、外国人の割にはまめに参加している方だと思う。
夕方、1月に参加した研究会の実行委員をやっていた同僚から研究会の記念品を受け取った。この研究会、今年が9回目の開催ということで、これまでに研究会を開催した大学のエンブレムが入った9つの湯呑。なかなか洒落ている。