7月に行なわれる大学院生の研究発表会の登録締切が明日とのことで、日中は指導している学生さんのアブストラクト原稿の添削指導をこなした。多少面倒ではあるのだけど、私は原稿に「赤入れ」しながら何度も学生さんとやりとりして、学生さん自ら手を動かして原稿を改訂してもらうようにしている。こちらが直接原稿に手を入れて文章を修正すれば作業はすぐに終了するのだけれど、そういうやり方をしてしまうと、学生さんが自分の文章のどこが悪かったのかを把握しにくくなるため、また同じミスを繰り返すことになってしまう。なので、面倒でも「赤入れ」は必要だと考えている。もっとも最近は「赤入れ」もパソコン上で行うことができるので、ペンで赤入れしていた頃に比べると指導する方もだいぶ楽にはなっている。
学生さんとやり取りしている合間の時間は、将来担当するであろう講義科目の予習のために天文学関係の教科書を読み進めた。英語の本で一度一通り勉強したことのある内容なのだけど、ここ数年の間に日本語の良い教科書が出たので、それを使って再び勉強し直しているのだ。もう四半世紀を超えて仕事で英語を使っているので、英語が分からないというわけではないし、英語で講義する準備としては英語の本で勉強する方が都合が良い場合もあるのだけど、それでも日本語で書かれた教科書はありがたいと思う。日本語で専門書を読める喜びみたいのが確実に存在するのである。
先週くらいから、中国語学習の新しい取り組みとして中国語で短い日記を書き始めた。自分が言いたいことをすぐに言えるようになるトレーニングとして、日記はかなり後があるそうだ。日記と言っても能力的に限界があるので今のところ「今日は暑かった。気温は30℃だった。早く寝た」とかそんな感じの内容だが、少し続けてみて、これは確かに良い勉強になるという手応えを感じている。
中国語学習
単語と例文の暗記(10分程度)
ピアノ練習
SimplyPiano、中級III