エカテリンブルクに住んでいた時、ロシア周辺の動向を確認するために様々なTwitterアカウントを毎日ウォッチしていたのだけれど、その中に数人の軍事オタクさんたちのアカウントが入っていた。軍事オタクと言うと「オタクだから、どうせ趣味の範疇でしょ」という受け止められ方をしてしまいそうだけれど、私が毎日ウォッチしていた数人の軍事オタクさんたちは明らかに趣味の範囲を逸脱しており、はっきり言ってどの報道機関よりも情報が早かった。
エカテリンブルクのすぐ隣の町で発生した放射性物質漏洩事件みたいなローカルなニュースも、軍事オタクさんたちのツイートで気づいたくらいだ。ここしばらくのウクライナ問題の緊迫で、軍事オタクアカウントを再びよく見ているのだけど、相変わらず皆さんすごい。日本で流れるニュースの半日から1日先の情報を知ることができる。
今日は旧暦の1月15日ということで「元宵节快乐」のメッセージがたくさん流れてくる。目下北京オリンピックが開催中ということで、職場から送られてきた元宵节のグリーティングはオリンピック風のデザインだった。元宵节は旧正月15日目に当たる日で、この日をもって旧正月のお祝いは終了ですよ、という打ち止めの日である。中国では元宵节には団子を食べる習慣があり、職場やらマンションやら、あちこちで甘い団子が振る舞われているのを見かける。
職場から送られてきた元宵节のグリーティングイラスト |
秋学期に私のクラスを履修していた学生さんから年末のギフトをもらった。「成績を付ける前に渡すと賄賂と思われると良くないので遅れて渡すことにしました」とのこと。細やかな気の使いようだ。ギフトは月の立体模型だった。スマホをかざすと地形の説明が出てくる。うちの学生さんは講義に対してポジティブな評価をしてくれる人が多いのだけれど、正直なところ自分のティーチングがまだまだなのは良く自覚している。今学期はさらに質をあげられるように頑張ろうと思う。
月の実体模型(3Dプリンターで作成されたとのこと) |
スマホをかざすと解説が現れる |