中山大学珠海キャンパスの教室には基本的に暖房施設がない。そんなわけで実習室もきっと寒いだろうと思っていたのだけれど、これが意外にそれほど寒くはなかった。おそらく計算機室に並んでいる100台ほどのパソコンから発せられる熱のせいだろう。
実習の方は、本格的なデータ解析に入る前に、初日の今日はウォーミングアップとして予め準備しておいた簡単な問題を解いてもらうということをやったのだけれど、事前に聞いていたとおり、4-5人ほど突出して良くできる学生がおり、他の学生が50問ほど問題を解いている間に彼らは用意していた約100問を全部解いてしまった。普通の講義だと教員のペースで話をすすめるので、全学生が同じペースで学習するのだけど、実習の場合、よくできる学生はあっという間に課題を終わらせてしまうという状況になってしまうので、個別の対応が必要となる。早くできた学生がさっさと帰れるのであれば話は簡単なのだけれど、うちの大学では、ルール上すべての学生が講義終了時刻まで教室に滞在する必要がある。このあたり対応が難しいところだ。
あと、簡単な問題をたくさん解いてもらうというスタイルの実習が良いのかどうか(ウォーミングアップの課題ではあるのだけど)、まだ自分の中で明確な解答が出ていない。ティーチングアシスタントをやってもらっている大学院生に意見を聞いたところ「このやり方で良いと思います」という話だったので、今回は彼の意見を受け入れてとりあえず安心しておくことにした(今さら内容を変更する訳にも行かないので)。
実習科目ということで、学生を見て回るために実習室内をウロウロしていたら講義時間の後いつもよりお腹が減った。実習科目は教員のダイエットに良いのかもしれない。
中国語学習
単語と例文の暗記(10分程度)