2022年4月11日月曜日

【日記】2022年4月10日(日) 、広州で新規感染者22人、珠海市でも新規制始まる、検査場は過去最大級の混雑

朝、朝食を食べた後に近所の検査ポイントで明日の出勤に備えてPCR検査を受けた。帰宅後WeChatの着信を確認したところ、地域グループに「明日から、住宅小区に入る時にPCR検査の48時間以内陰性証明が必要になる」というニュースが流れていた。このルールが厳密に適用されると、外出中に陰性証明の期限が切れた場合帰宅できなくなる。今までも公共の施設に入るために陰性証明が必要という規制は何度か行われてきたが、自宅マンションの敷地に入るのに陰性証明が要求されるというルールは初めてだ。

地域のグループチャットで新規制の通知を見かけた後、マンション管理会社と職場からも同じ規制について注意喚起のメッセージがWeChatに入ってきた。職場からは念押しのため2回もメッセージが来た。これだけひつこく通知が来るところを見ると、どうやらこの新規制はかなり「本気のやつ」らしい。

しかし、陰性証明がないと自宅に入れないという規制が始まると、例えば、PCR検査を受けていたとしても、スマホを紛失するとか故障するとか、PCR検査の結果発表が遅延するとか、そういう理由でも帰宅できない状況が発生しそうで非常に心配になってくる。今までの中国の防疫対応を見ていると、必ずこのような理由で帰宅できない人が出てくるだろうと思う。

陰性証明が切れると生活に支障が出るということで妻が慌てて検査を受けに出かけて行ったのだけど、妻が検査ポイントに到着したときには、新規制の通知を受けて既に「過去最大級の混雑」が始まっていたようだ。結局、妻は昼間に検査を受けるのは諦めて、日が暮れてから出直したのだけど、夜になっても混雑ぶりは変わらず、2時間弱ほど並んでようやく検査を受けることができたようだ。

地元政府の発表が急だったせいか、検査場が閉まる午後8時になっても全く混雑は解消されず、検査時間が1時間延長されたが、家の窓から検査場の様子を見ていると、午後9時になってもまだかなり長い列が残っていた。おそらく、この分だと明日の出勤に支障を来す人が相当数出てくるだろう。

珠海市CDCのWeChat公式アカウントを見ていたら、広州発珠海行きの長距離バスの具体的な便名を挙げて「このバスに乗っていた人はすぐに連絡してください。また指示があるまで外出しないように」という不穏極まりない緊急通知が出ていた。その後の報道によると、どうやら広州の白雲区で22人の新規感染者が見つかったようだ。おそらくオミクロン株の感染だと思われるので今後の感染状況が大変危惧される。

中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)、音読(1時間程度)