2022年4月15日金曜日

【日記】2022年4月14日(木) 、行動制限強化と検査場で見かける車椅子、気を使う成績評価基準に関する会議

細かなトラブルが立て続けに発生し若干メンタル的に疲労気味だったので昨夜は睡眠時間をたっぷりと10時間とった。メンタル的に疲れてきた思ったらたっぷりと寝るのが一番の特効薬だ。3日連続で10時間寝れば、相当参っているときでもなんとか調子が戻ってくる。

ここ最近、お上からの「検査に行け圧力」がどんどん強くなってきている。定期的にPCR検査に行って陰性証明を維持しておかないと、商店街に入れなかったり公共交通機関が利用できなかったり、最近では自宅のある住宅小区に入れないなど、かなり厳しい行動制限が行われている。

行動制限の中でも特に注意しなくてはいけないのが医療機関への入場規制だ。現在、珠海では医療機関を利用するためには48時間以内のPCR検査陰性証明が要求される。陰性証明を提示できないと治療をしてもらえない。急患の場合でも陰性証明がない場合は、まずPCR検査を行い陰性を確認してから治療を行うことになっている。

検査の結果がでるまでにはどんなに早くても数時間はかかる。そうなってくると、当然ながら、一刻を争う患者は命を落とすことになる。報道やSNSに流れてくる情報を見ていると、もう、かなりの人数の人が病院で陰性証明を提示できないことが原因で命を落としておられるようだ。非常にばかげた状況だと思うが、今のところ改善される様子は見られない。

この医療機関での陰性証明提示ルールは過去にも何度か導入されていた時期があったが、これが始まるとPCR検査場で見かける車椅子が増えてくる。体が不自由な人は、それほど行動制限が強くない時には検査をサボってしまうことも少なくないのだろうと想像されるが、医療機関への入場規制がかかるとなると、そうも言ってはいられないのだろう。今日みたいな炎天下、長時間野外で車椅子の人が検査の列に並ぶのは大変だろうと思う。これからベイエリアは雨季に入るのだが、雨の中で検査となるとさらに大変だ。ゼロコロナ政策を続けるならば、それに付随するこういった問題を速やかに解決していかないと、そう遠くない将来、人々の我慢が限界に達するだろうと思われる。

今日は、同じ科目を教えている5人の教員が集まって成績評価基準に関する会議を行った。学部生の成績はその先の進路がかかっていて敏感な問題なので非常に気を使う。コロナ規制の関係等々で、5人のうちの1人が珠海に戻って来られない状がいた続いており、彼がオンラインで講義を行った場合、講義のクオリティーと公平性が保たれるのかということが少し問題となった。まぁ、しかし、今後のことを考えると、オンラインでなんとかする方法も確立しておかないと、対面講義だけにこだわっていると現場が崩壊しかねない。

車いすに乗ってPCR検査を受ける人

中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)、ラジオの聞き流し(20分程度)、ヒアリング練習(5分程度)