2022年4月19日火曜日

【日記】2022年4月18日(月) 、減少傾向に入った中高リスク地区数、珠海での初歯医者経験

オミクロン株の感染が広がり始めてからというもの、毎朝「中高リスク地区数」の推移を確認しているのだけど、最近ようやく減少傾向に入ってきたようだ。しかし、上海では感染者数が依然として多く、相変わらず大規模なロックダウンが続いている。それを考えると、上海以外の他の地域で中高リスク地区が解消されていくのも若干不自然な感じがしないでもない。

SNS情報によると、上海の方では混乱を早く解消するためにリスク地区指定の基準を変更するかもしれないという噂があるそうだ。もしかすると他の地域ではそれに先行して既に基準が変更されているのかもしれない、などと思ったりもする。まぁ、ここはトップダウンの国なので、末端の視点からはお上側の挙動原理はなかなか分かりづらいものがある。

20年前に審美治療した歯が壊れたので珠海市内の歯医者を探して予約したという話を先週の水曜日の日記に書いたが、今日その歯医者に行ってきた。自宅からタクシーで20分程度と比較的便利な場所にある。目下、コロナの規制が強化されている関係で、クリニックに入る前にPCR検査の陰性証明を見せ、パスポート番号や連絡先等を所定の書類に記入してサインしないとクリニックに入れない。この入場手続は、クリニックの建物の前に設置されたテントで行う。クリニック自体は英語でコミュニケーションがとれるという話だったが、コロナ関係の手続きは全て中国語だった。ただ、こういう手続にはもうなれっこなので中国語でも特に問題はない。

予約していた時間よりも20分以上早く着いてしまったので、待合室でしばらく待っていた。待合室には、平日にも関わらず他に3人ほどの患者がいたので、そこそこ流行っているようだ。10分ほど待ったところで、予約よりも早めに助手の人が呼びに来てくれて診察室に通された。診察台は全部で10台以上あったので、やはりそれなりに大きなクリニックなのだと思う。クリニック内の設備はどれも新しく、受付の対応も良く、とても好感が持てた。

担当してくれた歯科医は女性で、流暢に英語を話す人だった。本人は「私は英語が得意ではないです」と言っておられたが、非英語圏のいくつかの国・地域で歯医者経験のある私の目から見て、十分に安心して診てもらえるレベルの英語だと思う。

とりあえず今回は壊れた歯を治してほしいという話をして、そのついでに長年気になっていた「かみ合わせ」の問題も相談してみた。私はもうかれこれ20年間外国の職場を転々としてきており、なかなか腰を据えて歯の治療をする時間がこれまでとれなかった。歯磨きだけはしっかりしてきたので虫歯こそないものの、口の中にはかなり様々な問題を抱えている。過去に何度か歯列矯正を歯医者に進められたことがあるが、いつ移動になるか分からない身分だったのでなかなか時間のかかる治療を開始できずにいた。

そんなこんなの事情を含めて今日会った歯科医になんとかならないかと相談したところ、一通り口の中を診察した後、考えられる治療方法、それぞれの値段、治療期間、メリット、デメリット等々を非常に丁寧に説明してくれた。さらに具体的な治療プランについては、精密検査の結果が出た後に説明してくれるとのことだった。というわけで、今日のところは精密検査を受けて帰ってきた。今後、しばらくこの歯医者に通うことになると思うので、歯医者関係の話題がこの日記にも時々登場することになるだろう。

今日行った歯科クリニックの待合室

中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)、会話実践(歯科クリニック)