2022年4月22日金曜日

【日記】2022年4月21日(木) 、パスポート更新作業の洗い出し、中国におけるパスポート更新にまつわる3つの苦情

徐々にパスポート更新の時期が近づいてきたので、今日は更新に関連して必要な作業を洗い出した。夫婦でパスポート更新の時期が10ヶ月半ほどずれているのだけど、後々の便宜のために、今回は二人の更新可能期間が重なっている一ヶ月半ほどの間に更新して次回からの更新時期を統一しておくことにしようと思っている。したがって、今回のパスポート更新はスケジュールがかなりタイトだ。加えてコロナ禍の影響で、状況がどのようになるか予見不可能な部分があるので、とにかく早めにやるべき作業を具体的にリストアップしておくことにした。具体的な更新手順や更新後の関連手続きについては、全て作業が終わった後にブログ記事としてまとめようと思っている。

パスポートの更新手順自体は一見してそれほど難しくはない。更新の事前申請をメールで行い、予約した日に、申込書類、写真、更新手数料を持って受け取りに行くというだけのことである。日本国内で更新をするのであれば、この手順で特に何も問題はないだろう。ただし、中国で更新する場合には、問題(というか苦情)が3つある。

1つ目は写真だ。日本のパスポート写真は、縦横のサイズだけでなく、写っている顔のサイズ、余白のサイズがミリ単位で指定されている。さらに、背景の色、背景と人物部分のコントラスト等にも厳格なルールが設定されており、外国のそのへんの写真屋で適当に「パスポート用」とだけ言って写真を撮ってもらうと大抵受け付けてもらえない。これまで、アメリカと香港で2回パスポートを更新したがいずれも領事館で写真にいちゃもんをつけられ、ルールに沿った写真を準備することに大変な時間と労力を費やした。どうしてん、日本の役所(政府?)は、こういうところをもう少し便利になるように考えないのだろうか。そこまで写真のルールに固執するのであれば、写真撮影は領事館が行うべきだろう。

2つ目は、料金の支払方法だ。在広州日本領事館では更新手数料を現金でしか受け取らないそうだ。中国ではもはや現金はほぼ使わない。実際、今年に入ってから私は一度も現金を手にしたことがないし、手元に現金を持ってもいない。このような国に設置されている領事館が、なぜ現金で支払いを求めるのか理解不能である。

さらにもう一つの問題(苦情)は、パスポート更新に際してパスポートの番号が変わることだ。中国では外国人のありとあらゆる個人情報がパスポート番号で管理されているので、パスポートの番号が変わることで、ありとあらゆる手続きをやりなおさなくてはならない。ざっと数えただけでも9件以上の案件についてパスポート番号の更新に伴う手続きのやりなおしが必要だ。中国では特にパスポート番号が変わることの影響が大きいが、番号が変更されることで不都合が起こる国はおそらく中国だけではないだろう。とにかく、日本の制度は外国に自国民が住んでいることを想定していないものが多すぎて困る。

中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)、ラジオの聞き流し(20分程度)

ピアノ練習

SimplyPiano、リードシートIII