2022年4月4日月曜日

【日記】2022年4月3日(日) 、すわ封鎖管理か?、発熱を伴う急患の受け入れ先、査読誌への投稿に挑戦する卒検生

マンションの管理会社から「自宅マンションの建物内に隔離部屋が設定された」という通知が来た。またマンションの封鎖管理が始まるのかと思って一瞬緊張感が走ったけれど、管理会社の説明によると、香港から帰ってきた家族に対する規定通りの戸別封鎖で建物全体には影響しないとのことだった。うちのマンションは1月に一度封鎖管理されているため住人が敏感になっており、マンションのWeChatグループに問い合わせのメッセージがいくつも投げられていた。

Twitterを見ていると、とある在中日本人の方が発熱を伴う病気にかかり、病院の受診で苦労しいる様子をツイートされていた。二日前の日記に、耳のトラブルで中山大学付属病院を受診したときの話を書いたけれど、あの時は発熱を伴わない症状だったので話は比較的簡単だった。目下コロナ規制の関係で、珠海でも発熱を伴う病気にかかった場合には診てもらえる医療機関が非常に限られてくるようだ。私が耳のトラブルでお世話になった中山大学付属第五病院は発熱を伴う急患を現在受け入れていないという看板が玄関に掲示されていた。

噂では、最近の中国では、発熱を伴う症状やPCR検査陰性証明の不備で病院をたらい回しにされたり、そもそも救急車が来てくれなかったりといった問題で命を落としてしまう人が出てきているようだ。コロナ規制のためにコロナ以外の病気で亡くなる人が増加するなんていう状況は本末転倒も甚だしいが、どうも現実にそういう状況になりつつあるようだ。やはり、そろそろ中国は、コロナ規制の方法を見直す時期に来ているような気がしないでもない。

上述の在中日本人の方のツイートを見ていると、中国で働きながら一時帰国時に日本の医療を受けることを考えておられるようで、それを見ていて、中国にいながら加入でき国外での医療費もカバーしてくれる外国人向けの健康保険をちょっと調べてみた。例えば「health insurance in china for foreigners」みたいなキーワードで検索をかけると色々と保険商品がヒットする。ただ保険料は相当高いようだ。

中山大学の教員は大学附属病院の医療を2割負担で受けることができ、しかも国際医療センターを通して英語通訳もついてくれる。こういう恵まれた福利厚生が提供されているので、私自身は今のところ健康保険には加入していないのだけれど、一般的には中国の大学に赴任する場合は健康保険が必要となるだろう。しかし、保険のプランの選択は判断が非常に難しそうだ。

連休ではあるが、果敢に査読誌への投稿に挑戦している卒検の学生さんの論文イントロに手を入れて返送した。英語表現は原型を留めないくらい大幅に書き直したけれど、必要な情報はしっかりと書き込まれていた。こういう原稿は直しやすい。中山大学の学部生の優秀さを再確認した。

マンション小区内で見かけた野良猫

中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)