2014年8月10日日曜日

【第14回】 引越し業者決定、梱包資材到着

<<<筆者注:この記事はウクライナ侵攻前に執筆したもので、現在のロシアの状況を反映したものではないことにご注意ください>>>


前回、高すぎる引越し費用を低く抑えるためにいろいろと方策を練っている件を書きました。日通に対して、関税も含めた総額を100万円(できれば90万円以内)に抑える場合、どれだけの荷物を持っていけるか具体的なモデルプランを出してもらうように依頼するという話をしましたがそれに関する返事が返ってきました。
中島様

 平素よりお世話になっております。
返信が遅くなり申し訳ございません。

お引越しの件、船便の数量を2m3とした場合、

船便の費用につきましてはDoor to Door の配達費用で約650,000円
(*保険料、検査費用、関税、保管料は別途かかります)
関税につきましては目安が約260kgsとした場合で概算1500EURでございます。

尚、発送できる荷物数は約Mサイズ(52x52x40cm)10箱+ロデオマシーン
でございます。

保管費用につきましては現在確認中でございますので、暫くお待ちくださいませ。

誠に恐縮ではございますが、ご確認の程宜しくお願い申し上げます。

このプランだと、総額で80万円程度と当初の半額ちかい値段まで抑えることができますが、箱が10箱しか送れません。当初40箱を持っていく予定だったので、75%も荷物を減らさなくてはいけません。さすがにこれはちょっとキツイ。

そこで折衷案として、総額を100万円として、4立方メートルの荷物を持って行く場合の見積もりを現在確認したところ、中一日をおいて次のような返事が返ってきました。

中島様

 平素よりお世話になっております。
ご返信いただきましてありがとうございます。

エカテリンブルグへのお引越しの件、
配達荷物の容積を4m3としてロデオマシーン+Mサイズの箱21-22箱を持っていくとし
た場合、

船便の費用につきましてはDoor to Door の配達費用で約827,000円
(*保険料、検査費用、関税、保管料は別途かかります)
関税につきましては目安が約615kgsとした場合で概算3200EURでございます。
あくまで目安でございますので、ご理解の程宜しくお願い申し上げます。

航空便も併用する場合、金額が予算を超えてしまうと存じますが、航空便はご利用に
なられますでしょうか。

どうかご確認の程宜しくお願い申し上げます。

紙類の荷物を大幅に減らしたので、おそらく関税は業者の見積よりも安くなるでしょうから、このプランで行くと、費用はおおよそ100万円。職場からサポートしてもらえる50万円を差し引くと実質50万円の持ち出しということになります。高いことには変わりはありませんが、この辺が落とし所と考え、日通に正式に引越を正式に発注しました。

上記の見積では、Mサイズの箱のみで箱の数を概算してもらいましたが、実際にはSサイズやLサイズの箱も梱包に必要なので、Sを5箱、Lを4箱入れるとして箱の数を概算してもらったところ、Mは15箱まで運搬可能とのことでした。

引越し費用の支払いは、引越し費用本体は日本の日通へ支払い、関税等(万が一関税手続きが遅れた場合の一時保管料金等)は、ロシアの日通へ支払うことになるようです。(関税は日通が建て替えてくれるようです。)

そんなこんなしているうちに、日通から早速梱包資材が到着しました。



というわけで、さっそく梱包作業を開始。部屋の中が徐々に段ボールだらけになって来ました。(香港から移送して開けてないダンボールもありますが。)いよいよ出発が近づいてきました。