2022年10月28日金曜日

【日記】「雨课堂」を使った講義の準備

2022年10月27日(木) 

明日が講義日なので今日はその準備をしていたのだけれど、明日はちょっと実験的なことを行う予定で、そのためにいつもよりも余計に準備に時間がかかった。「実験的なこと」というのは、最近中国の教育現場で流行しつつある教学システムの一つの「雨课堂」を初めて使ってみようと思っているのだ。(10月22日の日記を参照)

雨课堂は中国の清華大学が開発した教学システムで、教室でのサポートから予習復習、オンライン講義、大学が組織的に導入している場合は、時間割の管理から出欠の確認まで、講義周りのありとあらゆることをサポートしてくれるシステムだ。

このシステムの存在自体は昨年くらいから知っていたのだけれど、うちの大学の講義室のパソコンにはクライアントソフトがインストールされておらず、使用することができなかった。

先週、講義室のパソコンが使用中にフリーズし、あれこれイジっているうちに雨课堂のクライアントソフトがパソコンにインストールされていることに気が付き、これは一度使ってみようと思い立ったのだ。

講義室で使うとなると、操作でまごつくと学生に迷惑がかかるので、今日は慎重にリハーサルを繰り返した。このシステム、教師側の操作だけ理解しても使いこなすことはできず、学生側の操作を十分に理解しておく必要がある。

今日は、普段使っているスマホで教師として、もう一つのスペアのスマホでは学生としてログインして、両面からの見え方を一つづつ確認していった。そんなことをやっていたら、結局今日は、ほぼ丸一日を講義の準備に使ってしまった。

毎度のことであるが、私はどうも講義の準備に時間をかけすぎである。できるだけ、サクッと済まして研究に時間を使いたいと思っているのだけれど、講義の準備をしていると、いろいろと余計なことをやりたくなってきてします。まぁ、しかし、これで講義の質が上がるのであれば、時間をかけたかいが多少はあるというものだ。さて、本番はどうなるか。

雨课堂アプリの操作画面

中国語学習

単語と例文の暗記(20分程度)