2022年3月12日土曜日

【日記】2022年3月11日(金) 、呆れて物が言えないロシアの状況、研究グループミーティング再開

ロシアがウクライナに侵攻してからというもの、毎朝ロシア関係の専門家のTwitterアカウントを巡回して最新の情報を確認することが日課となっている。今朝は、航空機リース代の踏み倒し、外国企業のロシア国内資産の接収、ウクライナが生物化学兵器を開発しているという安保理への告発等々、もうなんだか呆れて物が言えないニュース見出しがTLにズラッと並んでいた。

なんというか、将棋の対局に例えてみるならば、相手に厳しい手を指されて、応手として相手の顔にペットボトルを投げつけて、さらにおやつのケーキも投げつけて、おまけに盤をひっくり返しつつ「お前の母ちゃんでべそ」と言いつつ「まだ負けてない!」と言い張っているみたいな、現状のロシアにはそんな印象を持ってしまう。

主なグラントの〆切が過ぎたので今日から今学期のグループミーティングが再開となった。学期初めは学生さんやポスドクさんたちの進捗もたまっているため内容が盛りだくさんとなる。今日は久々に3時間たっぷりと研究についての議論を行った。研究グループのミーティングは天文学に集中できるので純粋に楽しいと思う。ただ、進捗を持ってこなくてはいけない学生たちにとっては大変だろうけれど。

最近ニュース番組等の中国語はところどころ聞き取れるようになってきているのだけれど、研究グループミーティングでメンバーが話すような中国語はなかなか聞き取れない。とある中国語講座番組を聞いていたら、そのインストラクターが「ヒアリングやシャドーイングの教材として特定の教材ばかり使っていると、その内容や発音が中国語能力が規定されてしまうので、目的に応じて教材を選んだ方が良い」とアドバイスしていた。

確かに、私は毎朝ラジオのニュース番組を聴きながら通勤しているので、時事問題に関するボキャブラリーはそこそこ増えてきたし、アナウンサー的な発音にもなれてきているのだけれど、その一方で天文学に関するボキャブラリーを増やす努力をしていないし、日常会話に焦点を絞った聞き取り練習もしていない。私の中国語学習のゴールとしては、中国語で学生指導ができることなので、それを考えると教材の選び方をそろそろ考え直すべき時期なのかもしれない。


中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)、ラジオ聞き流し(20分程度)