2022年3月30日水曜日

【日記】2022年3月29日(火) 、レインコートを着て出勤、卒研の最後の仕上げとポスドク面接、今日も今日とてPCR検査

朝、雨が振りそうな気配が漂っていたのでレインコートを着込んで出勤。レインコートを上下とも着るとかなり暑いので、以前は、レインコートの下(ズボンの部分)だけを着て、傘を指して自転車通勤していたこともあった。しかし、傘をさして自転車に乗るのはやはり危ないのと、あと最近職場が衛生管理のためなのか濡れた傘をビル内に持ち込ませてくれないので、傘は諦めて上下ともしっかりとレインコートを着て通勤している。

午前中は、卒研の学生さんから送られてきた図の確認とその改訂作業を行った。しっかりとした結果が出てきたので、査読誌に投稿する準備を進めているが、ここのところの防疫規制強化のため少し作業が遅れ気味だ。学部生の卒研なので卒業までもうあまり時間がない。学生さんも頑張っているので、こちらも頑張って仕上げないといけない。

午後からポスドク希望者の面接で面接官を務める予定だったので、卒研対応が一段落した後、応募書類に目を通した。中国に来る前に働いていた職場では、ポスドクの採用はプライズ・フェロー等をのぞくと、予算を持っている人の一存で決めることが多かったが、うちの職場(おそらく、中国の他の研究機関でも同じだと思われる)では、受け入れ教員以外に数人の審査員をたてて審査委員会を組織し、委員会での投票で採用を決めるというルールになっている。一人の判断で採用を決めると手続きは簡単になるが、その一方でとんでもない人を採用してしまい後で大変みたいなこともあり得る。まぁ、どちらも一長一短ではある。

コロナ禍ということもあり、面接はオンラインで行われた。候補者に30分ほど研究に関するプレゼンをやってもらい、その後30分ほど質疑応答、さらにその後候補者に退出してもらって、選考委員だけで15分ほど議論し、最後に投票という手順で採用を決める。今回の候補者は博士号取得見込みではあるけれど、既に査読論文も複数あり、業績としては文句なし。英語での受け答えもスムーズだった。最近は、コロナ禍の影響なのか、優秀な人が中国国内で職を探す傾向が強まっているのかもしれない。

面接が終わった後、すぐに自転車に飛び乗って学内のPCR検査会場に駆けつけた。これを怠ると次の日に出勤できなくなる。学内で検査を受ける場合、学外の公共の検査ポイントよりも多少は早く済むのだが、それでもオフィスを出て戻ってくるまで1時間程度はかかる。毎日コンスタントに1時間を検査にとられるということは、週6回検査するとして、最低6時間は検査に時間を使っていることになる。実際には週末に学外で行う検査に2時間かかるので7時間は使っているわけだ。つまり、だいたい1日分の勤務時間に相当する時間をPCR検査で失っていることになる。仕事がなかなか進まないわけだ。

中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)

ピアノ練習

SimplyPiano、リードシートIII