2022年3月14日月曜日

【日記】2022年3月13日(日) 、一部講義がオンライン化、封鎖管理方式の限界か?、もうロシアのニュースには辟易

中山大学のキャンパスは、広州、深セン、珠海の3つの都市に合計4つ存在する。普段だとオフィスがあるキャンパスとは別のキャンパスに行って講義する教員も少なくないのだけれど、今朝職場から来た通知を見ると、どうやら当面の間キャンパス間の移動を伴う講義科目はオンラインに切り替えられるようだ。

広東省の広報によると、中国全体での中高リスク地区数が250くらいまで増えているようだ。一日の感染者数も、最近では千人を超えており、数の上からは2年前のコロナ禍勃発直後のような状況にまでなっている。ベイエリアだと深圳市と东莞市に感染者が多いようだ。ベイエリアの感染者は、かなりの割合が香港からの密越境者が原因とのことで、湾を挟んだ珠海側にいつ飛び火して来てもおかしくはない。

しかし、最近の感染状況を見ていると、オミクロン株は、もはや中国の封鎖管理方式をもってしても、完全にゼロまで抑え込むことは不可能なのではないかという気がしてくる。あまり激しく封鎖管理を続けると、日常生活に与える影響があまりにも大きすぎるような気がする。おそらく、近い将来どこかで方針転換が必要になるのだろう。混乱なく上手く移行してくれればよいが。

毎週、週末に荷物が届くよう見計らって生活用品や食品等をまとめて通販で注文するのだけれど、最近「コロナ規制の影響で配達が遅れます」もしくは「配達が大きく遅延する可能性が大きいのでキャンセルしてください」といったメッセージが店舗から帰ってくることが増えてきた。日本食材なんかは上海等の大都市から来ることが多いのだけれど、ここ数日上海の方もかなり封鎖管理地区が増えているようだ。

ロシアの状況は、もう日々ニュースを追うことに正直疲れてきた。プーチン政権の関係者は、よくぞここまでデタラメを平気で並べ立てられるもんだと逆に感心する。ロシアの外交官は、まともな感覚を持った人間だと到底務まるまい。あれは嘘と分かって演技で話をしているのか、本当だと信じて話しているのか、その辺の本音を聞いてみたいような好奇心にかられる。


中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)