2022年3月29日火曜日

【日記】2022年3月28日(月) 、現場での柔軟な防疫ルール運用、継続されるキャンパスの準封鎖管理、エントリーレベル職の動向

昨日は日曜日だったので出勤に必要な陰性証明を取得するために珠海市当局が設定した公共の検査ポイントでPCR検査を受けてきた。公共の検査ポイントで検査を受けると結果が出るまでに時間がかかることが多いのだけど、今朝は出勤に間に合う時間に無事結果が出ていた。今までのところ、公共の検査ポイントで検査を受けると、3-4回に一度程度の割合で結果通知が大幅に遅れる(つまり、翌日の出勤時間に間に合わない)。陰性証明がないとルール上はキャンパスに入れないので(オフラインでは)出勤できないのだけど、そのルールを厳密に適用してしまうと大学の運営に大きな影響が出てしまうので、最近は現場の判断で、検査の遅れによって陰性証明を提示できない場合は、職員IDを確認してキャンパスに入れるというルール運用が行われている。しかし、こういう現場での柔軟な対応は上からの指示で突然変更されることもあるので注意が必要だ。

今週もキャンパスの準封鎖管理が継続されるとのことで、こうなってくると天気がとても気になる。雨降りだとキャンパス入口でのステータスチェックも面倒だし、野外のPCR検査を受けに行くのも億劫になる。中国ベイエリアはそろそろ乾季から雨季へと季節が移り変わり始める時期だ。予報によると、今週もあまり良い天気は期待できなさそうである。面倒な一週間になりそう。

昨夜はどうも眠りの質が悪く、今日は頭があまり回転しなかった。共同研究者として入っている論文の改訂稿に目を通してコメントを返し、事務に行って税金控除の手続きをして、夕方PCR検査に行って、その後、講義のレポートの採点を少しやったらもう終業時間になってしまった。よく寝た翌日と比べると半分以下の生産性だ。睡眠は大事だと分かってはいるのだけれど、分かっていても良く眠れない夜はある。

夕方、某人事の面接官を仰せつかった。中国のアカデミック界隈を見ていると「海亀」政策の影響で若い人たちは留学やエントリーレベルの職を求めて外国に盛んに出ていく。その一方で、キャリアの最終段階で副教授以上の職に就くときには中国へ戻ることを希望する中国人の割合が多い。このような傾向がここ10年以上続いているように思うが、最近の動向を見ていると、コロナの影響もあるのか、エントリーレベルの職に関して、中国での就職を希望する中国人の割合が増えているような印象をもっている。今回の応募者の人も、エントリーレベルの職を希望する中国人だ。もちろん、良い人材がうちに来てくれることはローカル的な視点としては歓迎である。

中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)