2022年3月19日土曜日

【日記】2022年3月18日(金) 、キャンパスの封鎖管理開始、無断外出発覚、かつて住んだ街の大きな変化

昨晩12時から21日までキャンパスが「封鎖管理」されるという知らせが職場から入った。以前自宅マンションが封鎖管理されたときには、突然建物のドアが施錠され、いきなり監禁された状態になったが、大学キャンパスの方は封鎖する数時間前から予告があったので脱出できずに閉じ込められた教員というのはいなかったのではないかと思う。

キャンパスが封鎖される一方で、キャンパスのある珠海市高新区の封鎖は、住民全員のPCR検査陰性が確認されたとのことで今朝の6時をもって解除となった。これに関して「高新区全員の陰性が確認されたのに、どうしてキャンパスの封鎖を続けるのか?」という疑問が教員から大学執行部に投げられていたが、今のところキャンパス封鎖の方針に変更はないようだ。

数日前からコロナ規制の状況が目まぐるしく変化しており、中国語を読めない西欧系外国人同僚たちの中には情報収集に苦労している人もいるようだ。「重要なことは英語でアナウンスしてください」というリクエストが一部の外国人教員から出ていたが、時々刻々と変化していく規制状況を全て英訳してアナウンスするというのは、現在の職場のマンパワーでは難しいのではないかと思う。

夕方、キャンパスから無断外出した学生が見つかったらしく、件の学生は学内で隔離されることになったようだ。大学のキャンパスは完全にフェンスで囲われている訳ではないので、外に出ていこうと思えばいくらでも出ていくことは可能である。いきなりの封鎖管理で学内の購買等が品薄になれば、学生の無断外出を完全に規制するのは難しいだろう。

エカテリンブルク(ロシア)に住んでいたときに日常の情報収集のために毎日見ていた地元ニュースサイトを久しぶりに眺めていたら、どうも街の様子が一変しているようだ。スーパーや薬局は品薄となり、徐々に生活に支障がでてきているらしい。砂糖、薬品類、生理用品等の棚が空っぽになっている写真が記事に掲載されていた。しかし、自分がよく利用していた店の様子が一変していると、とても問題を身近に感じてしまう。こういう一般人の生活に支障が出ることがどれくらい戦争行為の抑止につながるのだろう。ロシアの政治家は一般人が困ってもあまり気にしなさそうな気もしてしまう。

中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)、ラジオの聞き流し(20分程度)