2022年2月10日木曜日

【日記】2022年2月9日(水) 、無人ゲートの封鎖管理、異臭騒ぎその後、「技」が求められる教育現場

春節も10日目となり、そろそろ中国でも職場や学校に人が戻り始める時期となってきた。休暇先からマンションに戻ってくる人を厳密に管理するため、マンション小区の出入りを、門衛がいる有人ゲートに限定するという通知が管理会社から入ってきた。通知の中に「封鎖管理」という文言が入っており、先日のマンションロックダウンを思い出して一瞬ドキッとしたが、今回はロックダウンの知らせではなくてほっとした。

昨日のエレベーターの異臭の件、犬の小便の匂いだというもっぱらの噂だったが、その後マンション管理会社から「規則に沿って厳密にペットを管理するように」との通知が来た。うちのマンションは、比較的住人のマナーは良い方だと思うが、それでもたまにはおかしなことをするひとはいる。まぁ、人間とはそういうものだとは思う。

生徒の興味を引くためにさまざまな「技」を繰り出す中国の先生たちの話題がTwitterに流れていた。「技」というのは、例えば理科系科目だと、日本でいうと米村でんじろうとか、アメリカだとMITのウォルター・ルーウィンがやっているような類の授業の「演出」のことである。

Twiitterに流れていた話題は初等中等教育での話だったのだけど、うちの大学でも日本の予備校の講師がやるようなテイストの講義をする教員は少なくない。うちの大学の場合は、講義に「創意工夫」を常に求められるし、教員どうしでの授業参観や、教育技術の検討会への参加を義務付けられたり等々、「講義技術」を向上させろという上からの圧力が半端ではない。想像するに、初等中等教育でも事情は似ているのではないだろうか。

大学の場合、これまでは基本的に研究業績が重視されてきたのだけれど、1-2年ほど前から研究以外の業務も業績評価で重視されるようになってきた。うちの大学の場合、学部教育への貢献が業績評価で現在最も重要な項目となっている。このあたり、中国の中央政府としてもいろいろと思惑があるのだと思うが、研究業績重視の大学教員の業績評価は、大学の現場を歪ませていた面もあると個人的には考えているので、ティーチングへの重心移動は私は比較的好意的に受け止めている。


中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)

ピアノ練習

SimplyPiano、リードシートIII