2021年8月31日火曜日

【日記】2021年8月30日、新学期開始、全学PCR検査、学校の変化

今日から秋学期開始。初日の朝から快晴で出勤日よりになった。学部の講義は今日から、大学院の講義は来週から開始となる。本来は大学院の講義も今日から始まるはずなのだけど、コロナ禍の関係で学生が密にならないように学部と大学院で時差を作って新学期をスタートするそうだ。

新学期の第一日目から全学でPCR検査を行うとのことで通知が来た。中国全体での新規感染者数がしばらくゼロ続きなので、大学の全数検査は省略してもよさそうな気もするが、念には念をいれている感じだ。

中国政府が始めた塾規制とも関係しているのだと思うけれど、以下のリンク先の市の広報記事を見ていると、珠海市の学校の様子が新学期からかなり変わるようだ。放課後に塾の代わりになるような活動が学校で行われ、教員にはそれ相応の報酬が支払われるとのこと。

参考リンク:珠海市教育局最新通知!新学期有大变化!

13:30ごろ、PCR検査の検体採取に出発。会場はキャンパス内の体育館だ。学内全数に対して検査が行われるのだが、新学期で学生がキャンパスに戻ってきているので検査対象者が多く半端でない長蛇の列ができている。しかし列の流れは早い。

体育館の周りを取り囲むようにできた検査待ちの列

順番待ちの間、下の写真に写っている木の下にしばらくいたのだけど、先日、この種類の木から落ちてきた毛虫に刺されたので、早く木の下を離れたくてそわそわしていた。

毛虫がいそうな木
列に並んでいる間、暇だったのでどの程度の割合の学生が広東語を話しているのか側耳を立てて聞いていたが、案外少ないような気がした。半分はいないような感じ。

列に並んでいる人を見ていたら「密になる時はマスクをせよ」の指示にみんなまじめ従っているようだった。ざっと見た感じマスク着用率は99%以上だと推測される。くまれにマスクをしていない人がいたが、そういう人がいると、すぐに係の人が飛んできてマスクを手渡していた。

学生さんたちは横入りしないで整然と並んでいたが、工事現場のおっちゃんたちは列に知り合いを見つけると知り合いの場所に横入りしてくる。

結局、列に並んでから検査終了まで30分ちょいだった。検体採取自体は早く終わるのだが、キャンパスが広いのでオフィスを出てから帰ってくるまで約1時間はかかる。

検体採取会場の体育館の中

オフィスに帰ってからは終業時間まで必死こいて講義の準備。とにかく急に振られた講義科目を担当する上に、やたらコマ数が多い科目なので、そうとう頑張らないと準備が追い付かないと思われる。当面は研究そっちのけでティーチングの準備に大忙しの日々を過ごすことになりそう。


中国語学習

単語と例文の暗記(12分程度)、SuperChinese(L2-20)、ラジオの聞き流し(30分程度)

ピアノ練習

SimplyPiano、中級III、見つめていたい(ポリス)