2021年10月26日火曜日

【日記】2021年10月25日、電気ストーブ投入、海外移籍希望者への対応、学生発表オリエンテーション

ここ数日、毎朝コンスタントに気温が20℃を下回るようになったので、今朝はこの秋初めて電気ストーブに火を入れた。うちのマンションもそうなのだが、夏仕様に設計された南国の建物は、20℃を切ると体感的にシンシンと冷えてくる。プラス気温になったら暑いとか言っていた数年前までのロシアでの暮らしがうそのようだ。

今日は講義の日ということで8時半ごろには職場に到着。ざっと講義内容を見直した後、教室へ。基本的に私は人前で話すのがそれほど得意ではないので、講義というのは何度やってもなかなか慣れない。それでもなんとかなっているのは、中国の学生さんたちの性質のせいだろう。彼らの多くは、こちらの教え方がたどたどしくても一生懸命聞いてくれる。教員としてはやりやすい学生さんだと思う。

ここ数年、日本で職を得られないので海外での就職を考えているという人の話が直接間接に伝わってくることが多くなってきた。最初のうちは自分の職場へ来ないかと声をかけることもあったのだけど、こちらから声をかけて上手くいった試しが実はほとんどない。私が思っている以上に、日本にずっといる日本人が外国へ移籍するに際しては分厚い精神的バリアーが存在するようだ。

今担当している講義科目では、学期の後半に、学生さんそれぞれが各自の専門分野についての基本知識をまとめて発表することになっている。今日は、そのオリエンテーションと順番決めをやった。このプレゼン期間が始まったら講義の準備も少しは楽になる。学生さんたちも優秀な人が多いので、どういう話をしてくれるのか楽しみでもある。


中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)、ラジオの聞き流し(10分程度)