2022年5月17日火曜日

【日記】2022年5月16日(月) 、歯科医で抜歯、かろうじてクリアーした血圧規定、顎や唇がしびれない麻酔

今日は朝一から歯医者に行った。前回、ワイヤー矯正の装置を上下の前歯に取り付けてもらったのだけれど、今日は矯正のために必要な抜歯とワイヤーの調整を行った。以前の日記にも書いた通り、抜歯の前に、最近受けた健康診断の結果の提示を求められ、担当歯科医から「高血圧症との診断があるので、抜歯は午前中に行いましょう」という話があった。

そんな訳で、今日は午前中にクリニックに行くことになった。高血圧と言っても、私の場合、病院で治療を受けてコントロールしているので、普段は基本的に120/80mmHg前後で推移している。歯科医の話では、規定により抜歯前に血圧が140/90mmHg以下であることを確認しなくてはいけないとのことだったが、それは多分問題ないだろうと思っていた。

しかし、その血圧測定のタイミングがなかなか微妙だった。「麻酔しますよー、リラックスしてっくださいねー」と言われながら、数カ所に麻酔の注射を打たれて、「痛っ、痛っ、痛っ」となった直後に、「では、血圧測りますねー」とのことで測ったら、なんと138/91mmHgで、最低血圧が1mmHgだけ規定オーバーとなり、「これでは抜歯できませんねぇ」ということになってしまった。

規定オーバーなのは分かるけれど、歯医者で麻酔をかけられて、これから抜歯ってなったら、普通の人は多少は血圧が上がるのが当然なんじゃなかろうか。その辺は、歯科医も分かっているようで、「抜歯前は血圧が上る人が多いです」とのこと。そらそうでしょう。それで、一度インターバルを開けてもらって、トイレに行って、水を飲んで、5分ほど休んで血圧を再び測ったら、120/84mmHgと、だいたい普段の血圧まで下がり、歯科医からOKの判断がでた。

抜歯自体はなんということはなく、あっという間に終了。一つ興味深かったのは、麻酔を打たれているのに顔の表面の感覚がなくならかったこと。私の記憶では、日本の歯医者で麻酔されると、唇や顎の感覚がなくなって、自分で顔を触ると違和感がある状態になったものだが、今回はそれが全くなかった。

それで、麻酔が効いていないのではないかと思って心配になり、「普通、麻酔を打ったら、あご周りの感覚が無くなりますよね?全く普通に感覚があるんですが、これ、麻酔が効いていないんじゃないですか?」とたずねたところ、「それは、多分使っている薬剤が違うのだと思います。今使っている薬剤だとこれで普通です」との返事。

ホンマかいなと思って、かなりビビりながら抜歯に望んだのだが、確かに麻酔が効いているようで全く痛くなかった。歯科で麻酔を受けて、その後しばらく顔がしびれた状態になるのは鬱陶しいものだけど、それが全く無いというのは治療の後は快適だ。麻酔薬も日々進化しているようだ。

抜歯の後、出血も殆どなく、痛みも腫れもなく、「上手く抜けたので、抗生物質も必要ないと思います」とのことだった。念のため痛み止めはもらったが、もしかすると、痛み止めも必要なかったかもしれない。ただ、抜歯した上に歯列矯正の装置が入っているので、夕食の時は全く噛むことができず、出前でとったお粥を流し込むのがせいぜいだった。

次回は、一ヶ月後に再び抜歯とワイヤーの調整だ。今度は下顎の親知らずを抜歯する。しばらくハードな治療が続く。

中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)