2022年5月5日木曜日

【日記】2022年5月4日(水) 、5連休最終日、再びPCR検査、急ピッチで開発が進む唐家湾

今日は連休最終日。中国に来る前はロシアに住んでいたのだけど、どうも中国に来てから休暇中の時間の流れが早いように感じる。ロシアにいた時は、休暇と仕事の区別が曖昧で、職場に行っても身の回りに「サボり気味の人」が多く、全体的にゆっくりと時間が流れていた。一方、中国では仕事中のスケジュール密度が高く、なおかつ休み中も学生からの問い合わせのメッセージがしばしば舞い込んできたりするので、ノンビリとした感覚があまり味わえない。むしろ休暇中は「ここで休んでおかないと、次の休みまで休めない」みたいな切羽詰まった感覚があり、ノンビリと休むというよりも「必死に休む」みたいな気持ちになる。

そんなこんなで明日から再び忙しい日々が始まるわけだけれど、コロナの防疫レベルの方は相変わらずのようで、明日と明後日は職場に入るに際して24時間以内のPCR検査陰性証明、その後も基本的に48時間以内の陰性証明の提示が求められる。そんな訳で、今日は朝起きて朝食を食べたらすぐに近所の公共PCR検査場で検査を受けてきた。今日は晴天だったので、防護服の検査官は大変だっただろう。

防護服に身を包んだPCR検査場の検査官

5月に入って徐々に日差しが強くなり、小区内の緑が濃くなってきた。私が住んでいるマンション小区は、日本人の建築家が建築物と共有部分のデザインを担当したそうだ。そのせいなのかどうなのかは不明だが、この小区には日本の高度成長期にあちこちに作られた「ニュータウン」の雰囲気が若干漂っているように思う。ただ、日本のニュータウンに比べると緑が多く、建築物のデザインも少し洒落ているような気がする。

緑が濃くなってきたマンション小区

PCR検査を受けた後、そのまま海辺をしばらく散歩した。唐家湾沿いは全長15kmほどに渡って遊歩道が整備されており、海を見ながら散歩やサイクリングを楽しむことができる。海に面した区画には多くのマンションが立ち並んでいる。そのほとんどは最近5年以内に建てられたものだ。このあたりは国の肝入で開発が進められており、マンション以外にも学校やショッピングモール等の公共施設の建築も急ピッチで進んでいる。今はまだ建築中の場所が多いが、数年後にはかなり便利な場所になりそうだ。

唐家湾沿いの遊歩道
(この方向に海を越えて真っ直ぐ行くと香港)

唐家湾沿いに面したマンション小区の一例
(ここはプライベートビーチがついた「豪宅」)

中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)