2022年7月13日水曜日

【日記】2022年7月12日(火) 、珠海市内で感染者見つかる、外国に郵便物に送ることの困難さ

珠海市政府の広報によると、珠海市内で感染者が一人見つかったようだ。過去の例から考えると、一人感染者が見つかると、濃厚接触者が数十人程度見つかり、濃厚接触者の居住地域が封鎖管理されることになる。感染者が一人で済むということは殆どなく、だいたいその家族とか、同じ職場に感染者がさらに見つかるので、おそらくこれからの数日間、封鎖区域が増加していくだろう。とにかく私は居留証の更新を控えているので、都市全体のロックダウンや、行政機能の停止だけは状況がややこしくなるので勘弁してほしい。

市内の感染者がゼロで推移している間は、自宅近くの無料検査場でPCR検査を受けて陰性証明をキープしているのだけど、感染者が出てくると、「プール式検査」をやっている検査場だと、感染者に巻き込まれて強制隔離される確率が高くなってくる。広東省の他の都市では、感染者が見つかった検査場で検査を受けた人全員が強制隔離の対象となったそうだ。こうなってくると、PCR検査が「ロシアンルーレット」のような状況を呈してくる。いろいろ考えて、結局今日は職場でPCR検査を受けた。まぁ、どこで検査を受けても、プール式検査を受けている限り、巻き込まれるときは巻き込まれるのだけれど。

先日来、居留証の更新申請に関連して戸籍謄本の写しの取得について日記に何度か書いているが、将来に備えて公印証明付きの戸籍謄本の写しを1部取り寄せておくことにした。先述の通り、日本の行政書士に必要書類を送って取得代行してもらうのだけれど、書類を送る際にまたちょっとしたトラブルに遭遇した。

まず、郵便局のEMS便を使って書類を外国に送る時、中国人の場合はスマホアプリから申し込むと玄関先まで集荷に来てくれるのだけれど、外国人はこの集荷サービスを利用することができない。DHLを利用する場合は、集荷に来たときにパスポートを見せればよいらしいが、どうやら珠海は集荷サービスの対象外地域らしいのだ。どちらも窓口に行けば送れそうだが、うちの近所には郵便局もDHLの窓口もない。タクシーに乗って窓口に行こうかと考えたが、どちらもコロナの「中高リスク地区」の中、もしくはすぐ近くなのだ。

結局、職場の秘書さんに頼んで発送してもらうことにしたのだけれど、こういう郵便物の発送のような基本的なサービスが「外国人だから」という理由で利用できないとなると、仮に永久居留許可なんかをもらったとしても、純然たる外国人は、働いている間しか中国には住めないという気がしてしまう。

中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)

ピアノ練習

SimplyPiano、エリーゼのために