2022年7月29日金曜日

【日記】2022年7月28日(木) 、最初の関門「停留許可申請」が受理された

工作許可を省から市へ移す手続きに必要な証明書類の発行を大学に依頼していたのだけど、なんらかの認証をとるのに手数料が発生したようで300元支払った。なんだかんだでけっこう費用がかかる。自分の都合で手続きが発生しているのなら手数料を払うにしても納得がいくのだが、省から市への業務移管は「お上の都合」なので、この移管に起因する手続きのために費用を申請者側が負担することにはなんだか違和感を覚える。しかし、まぁ、文句を言っても仕方がない。

中国の役所に提出する証明書類の大半はコピーで良いのだが、中国内の在職証明については原本が必要とのことで、朝一に大学の事務サービスセンターに行って在職証明書を取得してきた。在職証明や給与証明等のスタンダードな証明書は、自動証明書発行機で簡単に取得することができる。職員IDでセンサーにタッチして、後は必要な証明書の種類と枚数をメニューから選択するだけだ。非常に便利なシステムなのだけれど、ディスプレイの表示言語が中国語のみなので、この機械の恩恵に預かれる外国人は多くはないだろう。

午後2時に、再び出入国管理局に手続きに行った。これでパスポート更新後、出入国管理局を訪れるのは4回目である。今回の目的は前回と同様、居留証申請の時間を稼ぐために妻の「停留許可」を申請することである。前回足りないと言われた「省に対して工作許可をキャンセルする申請を行った証明書」はしっかりと手元にある。受付でさらに細かい指摘を幾つか受けたがアテンドしてくれた院生さんがなんとか上手く説明してくれて危機を乗り切った。

ここの役所は、他の行政機関のシステムを把握していないことも多く、電子媒体として発行された書類なのに「原本を見せろ」などということを平気で行ってくる。こういう状況を見ると、役所間の連携がとれていないことがよく分かる。あと、嫌がらせなのか、それとも規定で決まっているのかわからないが、出入国管理局の担当官は、私が途中まで書いてアテンドの院生さんに中国語部分を書き足してもらった書類フォームを見て「全部、同じペンで書かないとだめだ」というクレームを付けてきた。結局、全部書き直す羽目になってしまったのだけど、どうも釈然としない対応だ。

とりあえず、紆余曲折はあったが、なんとか今回の手続きの最初の関門「妻の停留許可」の申請書が受理された。後日、停留許可のスタンプが押されたパスポートを自宅に宅配便で送ってくれるそうだ。いつごろパスポートが配達されるのか聞いたのだが、はっきりとした返事はなかった。現在の居留証の期限までには届くはず、とのことだったが若干心配ではある。まぁ、中国に限った話ではないけれど、このパスポートを取り上げて手続きするという方式は、なんとかならんもんか。

珠海市出入国管理局(4回目の訪問)

中国語学習

単語と例文の暗記(20分程度)、ラジオ聞き流し

ピアノ練習

SimplyPiano、エリーゼのために