2022年7月20日水曜日

【日記】2022年7月19日(火) 、封鎖覚悟でキャンパスに出勤、永久居留証申請のモチベーションが上昇

今日は「工作許可」の更新手続きを進めるために、一度入ったら出られないことを覚悟して準封鎖管理下にあるキャンパスに出勤した。念のため多少の着替え、洗面用品、常備薬を持参して出勤。(結果としては閉じ込められずに帰宅することができたのだが、防疫レベルが上がるたびに職場に閉じ込められる心配をしなくてはいけないのもなかなかのストレスだ。)

国民向けの手続きの多くが高度にIT化されている中国でも、外国人向けの手続きとなると、その多くは紙の書類が要求される上に、サインに次ぐサイン、スタンプに次ぐスタンプのオンパレードとなる。なので、複雑な手続きを進めているときにコロナ禍が「盛り上がり」を見せると、たちまち大変な事態となる。

とりあえず、今回の手続きの手順としては、まず広東省に対して工作許可の取り消し願いを出し、それが受理された後、珠海市に工作許可申請を行わなければならない。この二段階の手続きにおいて、省と市の両方に、似たような紙の書類を大量に提出しなくてはいけない。省と市の間で情報が共有されていれば、手続きを簡素化できるどころか、そもそもこのような工作許可申請のやりなおし自体が必要ないのではないかとも思う。まぁ、お役所仕事は世界中どこに行っても同じような感じである。

書類を準備する作業を手伝ってくれている学科の秘書さんが「今まで税金関係の手続きを省が発行した工作許可番号で処理していたので、今後、税金の手続きでトラブルが発生すると思います」という意見を言ってくれたのだけれど、今のところ税金のことを考えるゆとりがない。とりあえず、不法滞在にならないことが最優先である。

ところで、中国には「永久居留証」という制度がある。これは、他所の国の永住権みたいなものなのであるが、普通の居留証よりも更新手続きが楽ということいがい大きなメリットはないというのがSNS上でよく見かける意見である。しかし、居留証更新で「大トラブル」を今回経験してみて、居留証更新の煩雑な手続きから開放されることだけでも、永久居留証をとることにはかなりのメリットがあるような気がしてきた。今回の問題が一段落したら、ぼちぼちと永久居留証の申請方法を調べてみようと考えている。

夜、寝る前にWeChatで珠海市の広報記事を見てみたら、どうやら感染者増加のペースが少し落ちてきたようだ。今回の観戦が勃発した当初は、幼稚園でのクラスターが発生したりして、1日あたり10人以上の感染者が見つかっていたが、昨日今日は1-2人の増加に落ち着いてきた。とにかく、早く落ち着いて頂きたい。

中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)、ラジオの聞き流し(20分程度)

ピアノ練習

SimplyPiano、リードシートIII