2022年7月23日土曜日

【日記】2022年7月22日(金) 、停留許可申請に必要な書類が揃った、PCR検査に関するジレンマ

朝8:30ごろに玄関の呼び鈴がなり、何かと思ったら料金着払いの宅急便だった。心当たりが無かったので一瞬誤配ではないかと思ったのだけれど、宛先ラベルを確認したら「中岛老师」と書かれていたので間違いなく自分宛てである。とりあえず配達料11元を支払って中身を開封してみたら、大学が妻の停留許可申請のために準備してくれた「サポートレター」が入っていた。コロナ規制のために現在キャンパス間の人員の行き来がストップしているので、広州キャンパスの事務が宅急便で自宅宛に送ってくれたようだ。

これであと国际旅行卫生保健中心が発行した健康診断書が揃えば、出入国管理局で妻の停留許可を申請することができる。30日間の停留許可申請が認められれば、その猶予期間を利用して、工作許可の更新申請と、妻と私の居留証の更新申請を行うことができる。この先もまだまだ続く長い手続きの重要な最初の一歩だ。

当面の間、頻繁に役所巡りをすることになるので、PCR検査の陰性証明を切らす訳にはいかない。とにかく、一日一度は検査を受けているのだが、ときどき都合の良い時間に検査場が開いていなくて困ることがある。感染者数が増えてくると、検査場の数も増え、受付時間もながくなるのだが、感染状況が落ち着いてくると検査場の受付時間が短くなる。感染者が多いと、生活に支障が出るので当然困るのだけど、感染状況が落ち着いて検査場の数が減り、受付時間が短くなると、これはこれでまた不便が生じる。ちょっとしたジレンマである。まぁ、PCR検査の必要が完全になくなれば一番良いのだけれども。

午後3:30に健康診断書が発行されるので、再びタクシーで国际旅行卫生保健中心を訪問した。健康診断のときはいろいろと複雑なやりとりが必要だったので、中国人同僚にアテンドをお願いしたが、今回は書類の受け取りだけということで、妻と二人で行ってきた。予想通り、とくに複雑な会話が必要となることもなく、スムーズに健康証明書を受け取ることができた。

これで一応、停留許可に必要な書類は全て手元に揃ったことになる。来週、再び出入国管理局に行って、停留許可の申請を行う予定だ。過去2回、出入国管理局に行くたびに書類不備で追い返されていて、あの役所に行くのは若干トラウマになりつつあるが、とにかく粛々と手続きを進めるしかない。

とりあえず1段階目の手続きの書類が揃ったことで少し安堵したので、国际旅行卫生保健中心からの帰り道、日系のスーパーに立ち寄って夕食用のお惣菜を買い込んだ。日本食が食べたくなったらいつでも簡単に食べられるのは中国の良いところだ。かつて住んだアメリカやロシアではこうはいかなかった。


中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)