2022年7月24日日曜日

【日記】2022年7月23日(土) 、「冷房付検査ボックス」が珠海に登場、案外美味しい中国の鰻

昨日から、うちの社区の検査場にも「冷房付検査ボックス」が登場した。この中に防護服を着た検査官が入って、窓から手だけを出して検体を採取するのだ。先月、広州に行った時、広州市内のあちこちでこの検査ボックスを見かけたが、ようやく珠海にも導入されたようだ。ここしばらく暑い日が続いており、防護服を来た状態では検査官が熱中症になるリスクが非常に高いだろうと思う。現在のペースで検査を続けていくなら必要な設備だろう。

昨日、拱北口岸に健康診断書を取りに行く時、タクシーの車窓から珠海市内の検査場の様子を見ていたのだけれど、どうやら検査ボックスは珠海市内全域で一斉に導入されたようだ。ただし、全ての検査上で導入されたわけではないようで、相変わらず猛暑の中、野ざらしの状態で検体採取をしている検査場もあった。

しかし、それにしても夥しい数の検査ボックスが導入されたので、かかったお金の方も相当なものだろうと想像される。巨額の予算を投じて、このような検査体制の整備を行うということは、中国はまだまだ「ゼロコロナ政策」を続けるつもりなのだろう。いったいこの先、どのような形でこのコロナ禍は収束していくのだろうか。まだまだ先が見えない日々が続く。

今日は「土用の丑の日」とのことで、Twitterの日本語タイムラインには鰻の話題がたくさん流れていた。私は昨日、一足先に珠海市内のイオンで鰻の蒲焼きを買ったのだけれど、値段は1尾おおよそ80元だった。日本円に換算すると約1600円ということになる。日本のスーパーの惣菜コーナーに並んでいる鰻の蒲焼きよりも若干安めかもしれない。イオンのお惣菜コーナーで購入したので、日本人の技術指導が入っているのか、蒲焼の味は上々だった。中国の鰻も十分においしい。(それに、中国で中国の鰻を食べれば「国産」だったりする。)

夕方、妻と近所に用足しに出た帰り、小区の門の前で小さな子供が門衛に対して元気いっぱいに「帮忙开一下门!谢谢!」と大声で言っていた。「門を開けてください」という意味なのだけど、なかなか丁寧な言い方でとても参考になった。こういう生きた中国語に触れられることは、中国で生活しながら中国語を学ぶ最大のメリットだと思う。中国に住んで中国語を学習していれば、身の回りの中国人はみな私の語学教師みたいなものだ。

冷房付き検査ボックス

中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)