2022年7月19日火曜日

【日記】2022年7月18日(月) 、日中で大きく異るコロナ対策、さらなる問題が浮上してきた居留証更新申請

報道を見ていると、京都は新規感染者数が連日2千人を超えている状態で祇園祭をやっているようだ。一方、私が住んでいる広東省珠海市は、新規感染者が20人程度見つかったということでほぼロックダウン状態になっている。祇園祭の宵山の人混みの写真を見ていると大丈夫なのかなぁと思う一方で珠海市の機能不全ぶりを体験している身としてはゼロコロナ政策も、いい加減いろいろとキツくなってきている。どっちが正解なのか。どちらかが正解ではなく、もしかすると、どっちも間違いという可能性もあるような気がする。

さて、今日は居留証更新申請に必要な工作許可の更新を行おうとしているが、ロシアの前職場で勤務していたことを示す認証付き証明が必要とかで、一瞬、これはもう完全に詰んだかと思った。しかし、大学から役所に問い合わせてもらったところ、なんとか手元に残っている「戦前」に取得した証明書のコピーで勘弁してもらえる可能性が出てきた。

しかし、困難はまだ終わらない。他にも大学が封鎖されている状況では取得が困難な書類がある。まず「現職の在職証明」が必要なのだけど、これはキャンパス内の担当部署に行かないと発行してもらえない。

また、必要書類リストの中に「無犯罪証明書」というのがあるが、最初に省に対して工作許可を申請したときにこの書類は免除されたので手元に原本もコピーもない。本当に必要なのか再度確認してもらっているところだ。以前工作許可業務をやっていた「省」と、業務が移管された先の「市」との間で全く意思の疎通が取れていない感じだ。

「外国人体格检查表」というのもやっかいだ。この書類を揃えるためには「国际旅行卫生保健中心」というところに行って健康診断を受けて、「国际旅行健康检查证明书」という書類を作ってもらわなくてはいけない。しかし、国际旅行卫生保健中心という施設は、現在コロナのリスク地域に囲まれている状態で、アクセスできる道路がなさそうだ。

こんな状態で、果たして無事に居留証を更新できるのか、不安は増すばかりだ。しかし、どう考えても自分に何も落ち度はなく、完全なる不可抗力なので、あまり悩んでいてもしかたがない。とりあえず、やるべき手続きを粛々と進めていくしかない。

中国語学習

単語と例文の暗記(30分程度)