2022年7月12日火曜日

【日記】2022年7月11日(月) 、日本人とおぼしき急患、戸籍謄本の取得代行手続きその後

今日は矯正治療の装置調整日ということで歯医者に行った。午前10時の予約だったのだけれど急患が入ったとのことで小一時間ほど待たされた。その急患は日本語通訳を連れた日本人男性と思しき人物だった。私が通っている歯科は英語が問題なく通じるので、ここに中国人の日本語通訳を連れてくるということは、英語も中国語も話せないということになるが、いったいどういう仕事をしている人なんだろうか。

最近は、日本の給与水準が下がりすぎている関係で、中国では日本人エンジニアの獲得競争が激化しているとも聞く。もしかすると当の急患はIT系の技術者だろうか。担当のW先生は、自分のせいで治療が遅れたわけでもないのにずいぶんと恐縮されていた。しかし、私としては、急患で来てもきちんと対応してくれることが分かって、この歯科医院に対する信頼が増したのだった。

さて、先日の日記にも書いた通り、幾つかの日本の行政書士事務所に戸籍謄本の取得代行等について問い合わせをした。いろいろと考えて、既に今回利用する事務所を一つに絞り、他に対しては依頼しないという返事をしたのだけれど、そのうちの一つから、最初に送った質問に対して大変丁寧な回答を送ってきてくれた事務所があった。専門家としての情報提供も本来はお金をとることができるサービスある。こういう対応をしてもらうと、次はこの事務所を利用したくなる。久々に日本の良質のサービスに触れた感じがした。

今回、日本の行政書士事務所に相談をして戸籍謄本の写しの代行申請に関していろいろと情報を得たのだけれど、重要な点としては「中国にいる状態でも、中国語翻訳と認証の付いた戸籍謄本の写しを取得できないことはない、ただし時間と手間がかかる」ということである。遅くとも必要となる予定日の3ヶ月前(できたらもう少し早く)から手続きを開始するべきだろう。

早くから手続きを始めなくてはいけない理由は主に2つある。一つは、認証付き中国語翻訳を日本の行政書士事務所で所得してもらうためには、在外公館での署名(拇印)認証が必要なことだ。これは、日本領事館がある大都市に住んでいる場合は大きな問題とはならないと思うが、領事館のない場所に住んでいると、コロナで移動規制が厳しい現状では難問となり得る。

2つ目の理由は、中国日本間で紙の書類をやりとりしないといけないことだ。申請書は自筆での署名と捺印が必要で、わざわざEMSやDHL等で申請書を送らなくてはいけない。書類に不備があれば再送する必要があるかもしれないし、最終的に出来上がった書類を受け取るのもやはりEMSやDHLで行うこととなる。最近の中国では、外国から来る郵便物の検疫に非常に時間がかかることが知られており、これも難しい問題となり得る。

中国語学習

単語と例文の暗記(30分程度)