2022年10月23日日曜日

【日記】ちょっと苦労した「社会保障番号」の確認、ティーチングサポートソフト「雨课堂」

2022年10月22日(土) 

現在、うちの職場では、学科の教員全員をプロジェクトメンバーとして、広東省が公募している大型グラントに応募するための申請書の準備が進められている。研究案の私の担当分は既に先週の土曜日に執筆し終わって提出済みなのだけれど、応募する際に広東省が発行する「社会保障番号」が必要とのことで、アプリから証明書類をダウンロードして提出するようにとの指示が学科の秘書さんから舞い込んできた。

「社会保障番号」なんていうものが外国人に対して発行されているのか疑問だったが、とりあえず指示されたとおりに広東省の行政サービス用のアプリから証明書をダウンロードしようとした。しかし、例によって「中国人IDがないと手続きできない問題」が勃発し、証明をダウンロードすることができなかった。

役所関係のアプリを使用する場合、本人認証の過程で使えるIDが「中国人IDのみ」であることが多く、外国人は本人認証ができないという問題にしばしば直面する。学科の秘書さんに頼んで、アプリに表示されている問い合わせ電話番号に電話して状況を聞いてみてもらったところ、行政側の担当者は「アプリではなく、行政のホームページからダウンロードしてください」と言っているとのことだった。それで、今度は広東省のホームページから書類をダウンロードしようとしたが、やはり本人認証のところで上手くいかなかった。

本人認証でトラブルのは、まぁ、いつものことなのだけれど、今回の場合はそもそもの問題として「社会保障番号」というものが外国人に発行されているのかどうかが疑問だったので、今度は職場の人事担当の秘書さんに状況を確認してみた。そうすると、どうやら社会保障番号自体は外国人に発行されているとのことらしい。

とにかく、自力では証明証を取得しようがないので、「大学でなんとかしてくれませんか?」と問題を「上の方」に投げたところ、1時間ぐらいで「証明書をとることができました」との返事が返ってきた。どういう方法で書類が取れたのか良くわからないが、まぁ、結果オーライである。

さて、以前、中国のとある大学に勤務している日本人教員の方が「雨课堂」というティーチングサポートソフトを紹介されていた。このソフト、非常に面白くて、オンライン講義を行う機能以外にも、教室での講義を面白くするための様々な昨日が備わっている。

例えば、ちょっとした選択問題を出して、早く答えた学生に教員がポケットマネーで賞金を出すといったことができる。この機能、紹介されていた方の講義で使ったら非常に盛り上がったそうだ。このソフトを知ったのはもう半年以上前の話なのだけれど、うちの大学の講義室のパソコンにはソフトがインストールされておらず、その存在を既に半ば忘れていた。

ところが、先週の講義のときに講義室のパソコンの調子が悪くていろいろといじくり回しているときに、なんと上述のソフトがインストールされていることを見つけたのだ。これは早速、次回の講義で使ってみようと思い、今日は操作手順を確認していた。あまり親切なマニュアルはないのだけれど、なんとなく適当にイジっているうちにおおよその操作方法は理解できた。次回の講義でテストするが楽しみである。

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単語と例文の暗記(20分程度)