2022年10月26日水曜日

【日記】リスク地区数が数千ヶ所に、眠れぬ夜のオーディオブック

2022年10月25日(火) 

広州でまた感染者が増えているようだ。広州で防疫レベルが上がると珠海での生活にもいろいろと影響が出てくる。うちの大学は広州にもキャンパスがあるため、学生、教職員ともに珠海と広州の間を行き来する人が多い。

最近、私の講義を受講している学生の何人かが広州に行ったために珠海で自宅隔離となり、前回と今日の講義はオンラインで配信した。もともとオンラインで配信するように講義を設計していないので、突然オンラインで配信するとなると、教育の質という点でかなり問題が出てくる。

広州の状況が良くないということで、全国的にはどうなっているのだろうかと思い、久々に全国のリスク地区数を確認した。以前はリスク地区数が「数百ヶ所」だと「かなり多い」という印象だったのが、今日の情報では、なんと一桁上がって「数千ヶ所」のリスク地区が政府広報にリストアップされていた。

もうこうなると感染者数がゼロになることは永遠になさそうである。SNS上ではそろそろ中国政府が方針転換するという噂も聞こえてくるがどうなるのだろうか。少なくとも今の防疫ポリシーを変更せずに継続していたら国が機能不全に陥るのは目に見えている。なんらかの方針転換が早急に必要なのは間違いないだろう。

講義をやっている期間はどうしても「インプット量」が減りがちになる。講義準備のための勉強は当然するのだけれど、講義準備の勉強というのは未知のことを勉強するというよりは「復習」の意味合いが大きい。

新たな知識を得るための「インプット」が減ると、どうも知的な活動の調子が全体的に悪くなるような感覚が私にはある。特に、新着の論文や新刊の専門書やは状態的に勉強するようにしたいとは思っているのだけれど、学期中は気がつくと何日も勉強できていない日が続いたりもする。

そんなこんなで、勉強不足の気を紛らわせるために、最近寝付けない夜に「オーディオブック」を聞いている。ただ、オーディオブックでは、その性質上、数式の入った数理的な本を「聞く」ことはできないし、そもそも科学的な内容を扱ったオーディオブックは極めて少ない。

この際、科学書でなくても、じっくりと書かれた本なら分野は何でも良いので、勉強に値する良書をオーディオブックで聞けないものかと思って探すのだけれど、なかなか適当なものが見当たらない。まぁ、それでも比較的マシそうな本を選んで聞いている。しかし、結局、聞いているうちにすぐ寝るので、あまりインプットにはなっていない。結局のところ、私の場合オーディオブックは普段の読書の代わりにはならなさそうである。


中国語学習

単語と例文の暗記(20分程度)

ピアノ練習

SimplyPiano、ジャズコードI