2022年10月9日日曜日

【日記】西シベリアの夏と中国ベイエリアの冬

2022年10月8日(土) 

昨日まで30℃超えの気温が続いていたが、今朝は25℃まで下がり、ようやく秋っぽい気候となってきた。中国ベイエリアの夏は、雨が多い上に気温が高く不快度が高いのだが、冬は一転して、寒すぎず適度な気温で湿度が低く、とても快適である。

中国に来る前に住んでいたロシアのエカテリンブルクという街は「西シベリア」に位置しており、冬は過酷で夏はとても快適な気候だったが、湿度や気温を調べてみると、西シベリアの夏と中国ベイエリアの冬はちょうど同じような気候である。湿度が低めで20℃前後くらいの気温が続く。今年もようやく過酷な夏が終わり、快適な冬が近づいてきた。

さて、今日は土曜日だったのだけれども、連休明けの「振替平日」なので普通に出勤した。うちの職場だけが平日扱いなのではなく、公官庁を含め、国全体が平日として行動するので、外に出ると土曜日の気配はどこにもない。完全なる平日である。

連休中の外出を制限するための「トップダウンの政策が疑われる様々な〆切」が連休明けの振替平日に設定されているため、職場内のグループチャットに多くのメッセージが流れていた。みなさん、連休中に必死に書類を作っていたようである。

中国の大学で3年ほど働いてみて思うのは、学生も教職員も、基本的には、国からトップダウンで降ってきた政策に文句をあまり言わず、かなり従順に従うことだ。影でも文句を言うという人も中にはいるのかもしれないが、少なくとも表面的には見えてこない。なので、全体的に、イヤイヤ従っているというよりは、「国のやることに従っておけば、そう大きな間違いはないだろう」と信頼しているという雰囲気なのである。やはり、これが成長著しい現代中国の特徴なのであろう。


中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)

ピアノ練習

SimplyPiano、エリーゼのために