2022年10月24日月曜日

【日記】一番良い勉強方法は講義すること、PCR検査場が大混雑

2022年10月23日(日) 

自分が学生のころ、大学の講義なんていうのは「教員が既に知っていることをチャッチャと話すだけの簡単な仕事」みたいになんとなく思っていた。しかし、実際に自分が講義する側になってみると、学期を通じて講義をやり通すには相当な量の勉強が新たに必要だし、まず間違いなく、講義室の中でその科目について一番勉強しているのは教員だろうと思う。

率直な意見として、その科目を習得したければ、「講義する側になる」のが一番良い方法だと思うが、残念ながら学生に勉強させるために学生を講師に任命するような奇特な大学は存在しないので教員が講義をするしかない。(もっとも、私の講義では学生にも教壇に立って説明する経験をしてもらっているが。)

今学期、残りの講義回数はあと5回ほどなのだけれど、夏休みに仕込んだ講義ネタの7-8割程度を既に講義したので、もしかすると用意した内容が若干足りなくなるかもしれない。というわけで、今日は手元にある電子書籍の専門書をあれこれと眺めながら「ネタ探し」を行った。

教科書を眺めていると、断片的に面白そうな話題は幾つか見つかるのだけれど、これまで一つの大きなストーリーに乗るように講義を進めてきているので、できるだけ自然にその流れに乗るような話題を探そうと思うとなかなか難しい。結局は、来学期に行おうと計画している講義のパイロット的な内容を話すのが作業効率としては一番良いのかもしれない。

SNSを眺めていたら、隣の中山市で全数検査が行われているとのことだった。どうやら感染者が出たらしい。ネットの地図でリスク地区を確認したところ、数か所の封鎖区域が中山市内に設定されていることを確認した。これはまた珠海にも飛び火してくるかもしれない。

SNS上に流れていた情報によると、中山市のあるPCR検査場で陽性が出たため、そこに来ていた人の健康コードが軒並み「黄色」になったそうだ。黄色になると普通の検査場(プール式)では検査してもらえず、単独検査を行っている特別の検査場に行かなければいけない。単独検査場は普通は近所にはないので、余計な時間を使うことになる。

夕方、月曜日の出勤に備えて近所のPCR検査場に行ったところ、かなり混雑していた。おそらく中山市の状況を受けて、職場や学校から検査を促された人が集まったのだろう。ただ、いつも思うのだが、検査を強制して検査場を大混雑させ、陽性が出た場合に検査場に来た全員に連帯責任のように封鎖管理や黄色コードを食らわせる現行制度はなんとかならないもんだろうか。もう少し賢い方法がありそうなもんだが。

混雑している無料PCR検査場

中国語学習

単語と例文の暗記(30分程度)

ピアノ練習

SimplyPiano、エリーゼのために