2022年1月3日月曜日

【日記】2022年1月2日(日) 、三連休でのんびり、グループでの研究指導体制、研究者だけでなく起業家も日本から脱出する時代

今年はカレンダーの巡り合わせが良く、新暦の正月三が日が連休なのでゆっくりと休養している。やはり長年体に染み付いた習慣で、いくら中国がまだ仕事モードとはいっても、正月三が日くらいは可能な限りのんびりしたいと思ってしまう。そうはいいながらも、いつも通り学生から質問や研究の進捗が入ってくるので、一応最低限の返事だけは返さなければならない。

Twitterを眺めていたら、「研究指導のブラックボックス化」という話が流れていた。学生と教員の一対一の関係で研究指導をしていると、どうしても人間どうしなので、いろいろと感情のもつれが発生したりすることもあるだろうと思う。うちの職場の調査では、大学院生の9割が研究指導に関して程度の差こそあれなんらかのストレスを感じているという結果が出ているそうだ。そういうことを受けてか、うちの職場では専門分野が近い教員数人で研究グループを構成し、学生の進捗報告はグループ会議の中で毎週行うことになっている。このグループ会議方式によって、学生に対する研究指導は外からある程度可視化されている。このグループ指導方式はハラスメント防止等の観点からそこそこ良い制度だと思う。

今日はひたすらだらけた無為無策な一日をすごしており、TwitterとYouTubeを行ったり来たりしている。そんなわけで、ぼぉ~っとエイベックスの会長のYouTubeを眺めていたら、金持ちにとっても日本は居心地が悪い国になっているという話だった。大きなリスクを背負って起業してやっと利益を出しても日本ではガバっと税金でも持っていかれるので、起業家の中には日本脱出を考えている人もかなりいるそうだ。研究者だけでなく起業家も日本から脱出する時代が来そう。

中国で新年を迎えている日本人が撮った正月の食卓の写真が次から次にTLを流れていく。上海あたりだと、おせち料理をあつらえている人もたくさんいるようだ。しかし、さすがにおせち料理を用意できる地域は上海ぐらいだろう。それ以外の地域の日本人は、おせち料理の代わりに寿司か焼き肉を食べている人が多そうな雰囲気だ。うちも2日連続で出前の寿司をあつらえた。うちの近辺で出前できる少し豪華な日本食というと寿司ぐらいしかないが、それでも日本食が全く食べられない地域に長く住んでいた私からすると十分に満足だ。


中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)、ラジオの聞き流し(20分程度)

ピアノ練習

SimplyPiano、中級III