2022年1月29日土曜日

【日記】2022年1月28日(金) 、中リスク地区が消滅、春節前最後の教授会、エクストラな年末ギフト

ようやく珠海市でも中リスク地区が消滅し、行程卡の「*」が消えた(中高リスク地区を含む都市名の前に*が表示されう)。珠海市内に中リスク地区がある間は、市街に出るに際して48時間以内のPCR検査陰性証明が要求されていたが、今日からそれは必要なくなる。しかし、中国全体ではまだ厳戒態勢が続いており、行先によっては依然としてPCR検査の陰性証明が必要となる。

都市名の前についていた「*」が消えた行程卡

今日は春節前最後の学科教授会がオンラインで開催された。一年の最後ということで様々な項目のまとめや来年の委員決め等を行ったので2時間以上と長い会議になった。次の1年に予定されている大きな動向としては、中国宇宙望遠鏡地域センターの本格始動とそれに伴う職場ビルの引っ越しが挙げられる。現在中山大学の天文学科は重力波検出実験プロジェクトの研究センタービル内に居候しているが、6月に中国宇宙望遠鏡ベイエリア地域センタービルが完成するとそこに引っ越しする予定となっている。目下、最後の仕上げの工事が行われているが、外観を見ていると非常に強大な建物だ。これから、さらに50人ほどの教員を雇用する予定で、それぞれが10人程度の学生、ポスドク、研究員等からなるグループを作って仕事するのだからビルが巨大になるのも当然の話しではある。中国宇宙望遠鏡ベイエリア地域センターは共同利用研究機関で、ビジターが長期間滞在して仕事するための施設や、装置開発用の実験室等も作られる予定だ。

中国宇宙望遠鏡ベイエリア地域センターのビルの完成予想図

会議中に秘書さんから連絡が入った。「ギフトを配布するので取りに来てほしい」とのこと。今年は、既に年末ギフトを職場から2箱もらったのだけど、さらに追加でくれるらしい。今度はフルーツ、お菓子、飲み物、焼き菓子等々をくれる模様。秘書さんの説明によると、このエクストラなギフトには、コロナ規制で大変だったことに対する「ご苦労さま」的な意味があるようだ。教員だけではなく、帰省できなくて居残っている学生さんたちにもギフトが配られている。


中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)、ラジオの聞き流し(20分程度)

ピアノ練習

SimplyPiano、中級III