2021年12月23日木曜日

【日記】2021年12月22日(水) 、まだまだ遠い年末、学内セミナーを行脚する卒研生、外国人に不利なティーチング評価

ここしばらくTwitterのTLに「掛け算に順序がある」と主張する学校教員のツイートがしばしば流れてくる。何をアホなことを言っているんだろうかと思って、少しTLをさかのぼって主張を見てみたのだけれど、もうこれは疑似科学的な主張以外の何物でもなく、ため息しかでてこない。一連のツイートを見ていて、アメリカに長く住んでいた某知人が「アメリカに長く住んで一番良かったことは、子供に日本の教育を受けさせなくてすんだこと」と言っていたことをふと思い出した。

日本語のTLを眺めていると、年末感満載である。一方、私の職場はと言うと、まだまだこれから年末に向けて忙しくなっていく時期だ。今日は旧暦でいうと11月19日なので、旧正月の大晦日まではまだあと一月以上残っている。

講義期間も残すところわずかとなってきたので期末試験の規則を調べているのだけど、いろいろ規定が厳密なようだ。一週間前に教務に問題用紙を提出し問題用紙と解答用紙は教務が準備する、試験室は普段の講義室とは異なる部屋が指定される、試験監督は講義担当教員以外にもう一人つく、なおかつそれ以外に各教室を回って監督する巡回監督もつく等々。

香港大の昔の職場(HKU/LSR)から年末のグリーティングが流れてきたのだけど、引用されているオフィスの写真を見て、あそこの窓からの景色を思い出した。サイバーポートオフィスの窓からの景色は綺麗だった。手元にはあまり良い写真が残っていないけれど、一枚だけ残った写真は以下のような感じ。

香港大学サイバーポートオフィスの窓からの眺め

私が香港大にいた10数年前は、まだ香港と大陸の大学との間での交流はあまり多くなかったけれど、今では香港の大学もベイエリア地区でひとくくりになっている感じだ。

今すぐに用事はないのだけど、英語を話せる歯科医が複数在籍していて外国人からの評判も良いという珠海市内の歯医者の噂を聞いたのでメモ。Webに書かれている電話番号にかけると英語で対応してくれるとのこと。

参照リンク:珠海思迈口腔门诊部

うちの卒研の学生たち、学院内で行われているセミナーや研究グループ会議等の研究関連の集まりに18回以上参加するという義務があるそうで、出席記録表にサインをちょいちょい求められるのだけど、サインしながら「頑張りや」などと声を書けていて、ふと八十八ヶ所巡りのお遍路さんみたいだなと思った。

年度末の業績評価書類が飛び交う季節になった。外国人は評価ポイントの高い学部必修科目を教えられないので、けっこうな時間をティーチングに費やしている割にティーチング評価が低くなる。このシステム、なんとかならんのだろうか。