2021年12月31日金曜日

【日記】2021年12月30日(木) 、期末試験の準備開始、ズルに厳しい中国の大学、来週は面接ウィーク

Twitterを眺めていると、日本語のTLには「今日が仕事納めで、次の〆切が1月4日」みたいなことを言っている人がけっこういる。日本で働いていると、実質的に正月休みなんていうものが存在しないなんていう人も相当数いるのだろう。

今日から期末試験を行うための手続きが正式に始まった。定期試験を行う場合、自分以外にもう一人試験監督が必要となる。試験監督になれるのはポスドク以上のスタッフだが、講義を担当している副教授以上のスタッフはそれぞれの試験で忙しいので、基本的にはポスドクか研究員の人にお願いすることになる。とりあえず、同じ研究グループのポスドクさんに依頼して、まずは副試験監督を確保した。副試験監督が決まったら、次は希望する試験期日を添えて教務部に試験室の割当を依頼する。その一方で、問題用紙と解答用紙を作成して教務に印刷を依頼する。まだまだ他にも手続きがあるが、とりあえずはここまで処理しなくては次に進めない。

年度末ということで税金関係の手続きがいろいろと降ってくる。夏に申請した広東省の高度人材向けの所得税減税のステータスを確認してほしいという知らせが事務から回ってきたので確認したが、減税自体は認められているはずなのに還付金がまだ振り込まれていない。まったくどうなっているのか。お役所仕事はどこの国も似たりよったりだ。

期末試験に関しての注意事項が教務から回覧されてきた。どこの単元から出題するとか、ここを勉強しておけば単位をとれる、みたいなことを学生に言わないようにという通達が来ていた。なかなか厳しいことを言う。ズルをさせないという発送は理解できるが、全くヒントを与えない状態で大量に落第者がでると、それはそれで担当教員としては困ったことになるので難しいところである。

来週は面接ウィークで、大学院入試の面接と教員候補者のジョブトークが2つある。教員候補者は2人にまで絞られており、今回は両方とも西側先進国の外国人だ。教員の選考基準も年々厳しくなってきている。中国移籍を考えている人は、コロナ禍が収まる前に行動を起こした方がライバルが少なくて良いかもしれない。


中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)、ラジオの聞き流し(20分程度)

ピアノ練習

SimplyPiano、リードシートIII