2021年10月28日木曜日

【日記】2021年10月27日、強化される防疫対策、レベルの高い卒論テーマ、早朝週末に行われる会議

講義の日ということで朝のスケジュールは早めの進行。毎朝のルーティンをさっさと済ませて8時半までにはオフィスへ。今日が終われば来週は中間試験期間ということで、次の講義の準備までに少し時間的なゆとりができる。学期直前にいきなり想定外の分量のティーチングを割り振られて、最後まで乗り切れるかどうかかなり不安だったが、達成度が50%まで来るとゴールが少し見えてきた感じがしてくる。

最近、国内のコロナ感染者が若干出ていることから職場の防疫体制が一段階強化されるようだ。全学規模の実体会議を開催する場合は事前のPCR検査が義務付けられるとのこと。基本的に新規感染者がゼロになるまで徹底的に抑え込むのが中国式防疫対策で、一人でも新規感染者が出ると対策が非常に厳しくなる。

夕方、学部生の卒検テーマの一覧が配布されてきたのだけれど、これを本当に短期の卒論でやるのかという高度な内容がずらっと並んでいて驚く。私のところの卒研生は査読論文出版希望で既に一年前から研究を始めているのでそれなりに高い水準だと思うけれど、他のテーマもレベル的にそんなに変わらないように見える。中山大学の学部生には非常に能力が高い人がそれなりの割合でいるので、実は学部生の卒検を上手く利用して自分の研究を進めようと思っている教員は少なくないのかもしれない。

金曜日の早朝と土曜日の朝に投票を伴う教員全員参加の会議が行われる旨、連絡が回ってきた。この手の教員全員参加型の会議が講義期間中に開催されるときは、期日が土日だったり時間が早朝だったりする。そうでないと全員参加できないので理解はできるんだけど、生活が乱される感が強くあまり気分は良くない。まぁ、とは言っても、外国人教員にも諸々投票権があるのは良いことだとは思う。

中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)、ラジオの聞き流し(20分程度)