2022年9月24日土曜日

【日記】講義の準備は3ステップ、微弱電流で睡眠導入?

2022年9月23日(金) 

私は、講義の準備を3段階に分けて考えている。1段階目は情報インプットだ。これはある科目を教えるとしたら、それに関する教科書や資料を可能な限り集めて全て通読する。料理でいうと材料の仕入れに相当する部分だ。2段階目は、通読したさまざまな資料の中から、自分の講義を受講する学生のレベルや講義の達成目的等に応じて内容を取捨選択し、講義で話すストーリーを自分なりに再構築する作業だ。この段階で、講義で使うスライドや、板書用のノートの「原案」を作る。料理でいうと下ごしらえに相当する作業だ。

最後の3段階目として直前の準備を行う。2段階目で作ったスライドやノートの原案を見直しながら、最終的に講義室で使える形にティーチング資料をまとめ上げる。料理で言うと、最終的な調理と盛り付けに相当する部分だ。2段階目までは、事前に済ませておくことができるが、3段階目は必ず講義の直前に行う必要がある。これをあまり早くやってしまうと、講義室でのパフォーマンスが下がってしまう。料理でいうと「温かい料理が覚めてしまう、もしくは冷たい料理が温まってしまう」みたいな状態になるのだ。

私はどうも講義準備が遅いようで、3段階目にかなり多くの時間を使ってしまう。それでも、最近は半日で一回分の講義の第3段階を済ませられるようになってきてはいる。しかし、同僚を見ていると、もっと手早く準備を済ませている人が多いようだ。まぁ、私の周りの同僚たちは、呆れるほど優秀な人ばかりなので、自分を比べることが間違っているといえば間違ってはいるのだけれど。

以前、日中に「発話量」が多いとその夜寝付きが悪くなるということを日記(もしくはTwitter)に書いた。現在は学期中なので、週2回の講義と週2回のセミナー、さらに学生指導が割り込んでくるので日中の発話量は相当なものである。したがって、例によって寝付きの悪い夜を多く迎えることになってしまっている。

そんなこんなで、通販サイトで何か良い睡眠サポートグッズがないものかと物色していたところ「微弱電流」なるもので睡眠をサポートすることを謳ったガジェットを発見した。割引料金で88元と値段も安かったので、あまり期待せずに試してみたところ、これがどうしてどうして、アップルウォッチの睡眠記録では確かに睡眠が深くなるのだ。

この手のグッズが睡眠を促進する原理をネットで探して読んでみたところ、微弱電流に副交感神経を優勢にさせる効果があるとのことだった。ただ情報源がメーカーのホームページなので、学問的に確立されたものなのかは定かではない。まぁ、とにかく数回試した時点では、アップルウォッチで得たデータ的にも体験的にも効果があるようなので、もう少し使ってみようと思っている。

通販サイトで見つけた睡眠サポートグッズ