2022年9月26日月曜日

【日記】イージーゴーイングな同僚に助けられる日々、整備され続ける検査ステーション

2022年9月25日(日) 

今年の秋学期は、昨年の秋学期に担当したのと同じ科目を受け持っている。本来ならば2年目となる科目なので、かなり準備が楽なはずだが、よせばよいのに新たに単元を加えたり、教える順番を変更したり、カリキュラムをあちこち大改造しているので1年目と同じくらい準備に時間がかかっている。

どうも私はティーチングに関して「凝り症」過ぎるのかもしれない。こんなことをやっていては研究の時間が捻出できなってしまう。研究にもノルマがあることを考えると、ティーチングに時間を使いすぎるのはあまり良いこととは思えない。親しい中国人同僚に何気なく相談してみたところ、「講義の質が良くなるんだから別にいいじゃない」との返事が返ってきた。まぁ、中国人のこういう「イージーゴーイング」なところには大いに助けられている感じがする。

昨日は、どうにもこうにもやる気が出ず、自宅で仕事した時間が僅かに1時間程度だったので、今日は日曜ではあるけれども、遅れを挽回するために午前から夕方までびっちりと仕事をした。なんとかかんとか来週1回目分の教材の準備までは終えることが出来たが、2回目の講義についてはまだほとんど着手できていない。

しかし、あと一回乗り切れば、国慶節の連休で少しゆとりができる。私のキャリアは、長い時間スケールから短い時間スケールまで、あらゆる場面でフラクタル的に「いつもギリギリ」で凌いでいる感じがする。

夕方、月曜日からの出勤に備え、陰性証明を取得すためにPCR検査に行ってきた。近所の無料検査ステーションのテントが新しいものに取り替えられていた。今までテントの高さが低くすぎて頭をぶつけそうになっていたのだけど、高いテントに交換されて背の高い人も天井を気にしなくてよくなった。

検査ステーションの設備を毎日のように見ていると、細かなところが徐々にアップデートされていることに気がつく。ここ数ヶ月の間にも、検査官の入る冷房ボックスが設置されたり、受付官用の扇風機が設置されたりと新しい設備が次々に導入されている。こういう状況からは、現行の検査体制はまだかなり長い期間に渡って維持し続けようという政府の意思が感じられなくもない。

中国語学習

単語と例文の暗記(20分程度)

ピアノ練習

SimplyPiano、ジャズコードI