2022年9月1日木曜日

【日記】年々上がり続ける秘書の採用基準、いつオンライン化されるか分からない講義

2022年8月31日(水) 

新年度ということで、うちの学科にも新しく秘書さんが着任された。新しく来られた秘書さんは中国内の大学院で修士号を取得しており、博士課程にも在籍していた経験があるとのこと。秘書の採用基準も年々上がり続けており、単なる大卒ではまず採用されない。留学経験とか外資系企業での勤務経験があって英語が堪能とか、大学院での研究経験があるとか、必ず何らかの「付加価値」が必要となってきている。

給料や待遇のことを考えると、大学の研究秘書は決して悪い職ではないと思われる。雇用が安定しているし、福利厚生もしっかりしている。あと、民間企業のような無茶な仕事量は要求されない。うちの学科でも最近は新しい秘書が継続的に雇用されており、過去3年の間に研究秘書の数が0人から4人となった。とても優秀な人達で、いろいろと助かっている。Twitterを見ていると、中国内の他の大学でも、最近は秘書を増やしているところが多いように思う。

今週から、学部・大学院ともに2年生以上を対象にした科目の講義が始まっている。最近、コロナの感染状況が目まぐるしく変化するので、学期開始前に「いつでもオンライン講義に切り替えられるように準備をしておいてください」という通知が教務から出回っていたのだが、今日早速、とある同僚教員の自宅がロックダウンされたようで、オンラインにどうやって切り替えるのかといったやりとりがグループチャット上で行われていた。

朝起きたら自宅がロックダウンされていて、その当日にいきなりオンラインで授業してほしいと言われても、なかなか厳しいものがあるだろう。なんとか授業らしきものはできるかもしれないが、教育効果が下がることは否めないようなきがする。

午前中に、工作許可がおりることが決まった旨、珠海市の担当部署(珠海市科技创新局)から連絡が入った。許可証は自分で科技创新局に取りに行く必要があるらしい。ちょっと意外だったのだけど、居留証の手続きも科技创新局でできるそうだ。最近、出入国管理局が科技创新局内に出張窓口を設けたとのこと。

今回は、工作許可業務が省から市に移管されるという「アクシデント」に巻き込まれてしまって煩雑な手続きを余儀なくされているが、これから珠海に新しく赴任してくる外国人高度人材は、工作許可と居留証を同じ場所で申請できるので、今までに比べると手続きが多少は楽になるのではないかと思う。

朝、メールを開けたら、コレスポ論文のレフリーレポートが返ってきていた。どうやらレフリーは好印象を持ってくれたようで、改定後の次の投稿で受理されそうな感じである。善き哉。

中国語学習

単語と例文の暗記(20分程度)

ピアノ練習

SimplyPiano、エリーゼのために