2022年6月12日日曜日

【日記】2022年6月11日(土) 、今年の卒業式はオフライン、バイオハザード実験室のような荷物受け取り所

今年は学院(日本の学部に相当)単位での卒業式をオフラインでやるようだ。赴任後の2年間はコロナの影響でオフラインでの卒業式は行なわれず卒業生の指導もしていなかったので、まだ職場の卒業式に一度も参加したことがない。卒業式への教職員の参加は任意らしいが、今年は卒研生の指導もしたことだし参加しようかと思っている。それで日程やその他の詳細を調べていたところ、どうやらドレスコードがあるようだ。男性は、白もしくは淡い色のシャツ、濃い色のズボン、濃い色の革靴を着用とのこと。

最近、外国から中国に送られてくる荷物の防疫管理が非常に厳しくなっており、発送から半年以上経過しても届かないという話を頻繁に聞く。今日、同僚の一人が、外国から送られてきた郵便物のピックアップポイントの写真を撮影してWeChatモーメンツに流していた。

写真から受けるピックアップポイントの印象は「バイオハザード実験室」そのものだった。立地も市街地から遠く離れた周りに人がいない場所で、建物はプレハブ。そこで、防護服を来た係員が念入りに全ての荷物に消毒液を振りかけている。消毒液を吹きかけられた荷物は、病院で見かける滅菌庫みたいなロッカーに一つ一つ収納されている。

「滅菌ロッカー」は建物の内側と外側から開閉できるようになっており、防護服を来た係員が建物の内側から消毒された荷物をロッカーに入れて内側から蓋をし、受け取りに来た人は外側のドアを開けて荷物を受け取るというシステムのようだ。その同僚は、海外から送られた荷物がなかなか届かないので、あちこち問い合わせているうちにこのピックアップポイントに行きついたらしい。

中国政府は外国から来る荷物に付着したコロナウイルスが感染源の一つだという主張をしており、この厳重な荷物の防疫管理もそれに関係したものだと思われる。ただ、外国からの荷物が感染ルートになっているという考えには賛否両論があるようだ。いっとき、外国から輸入された冷凍食品や加工肉からコロナウイルスが検出され、その食品を販売していた店舗が封鎖されるという状況がうちの近所でも何度か発生していたが、最近は水際で確認していることになっているのか、そういう話をあまり聞かない。

中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)

ピアノ練習

SimplyPiano、中級III