2022年6月30日木曜日

【日記】2022年6月29日(水) 、日本人と遭遇しない日本領事館、広州のスシローで味覚の一時帰国

明日、帰り道で必要なPCR検査の陰性証明が何時間以内となるか不透明なところがあるので、一応安全のために24時間以内の証明を確保するため、遅めの朝食を済ませてから百度マップで検索して調べた最寄りの無料検査場に行ってみた。しかし、どうやら広州でも検査場には「昼休み」が設定されているようで、残念ながら検査場が閉まっていた。さらに調べてみたところ、このへんの無料検査場は、全て午後2時半に再開するとのことだった。

そんなわけで、とりあえず、まずは日本領事館にパスポートを先に受け取りに行くことにした。「午後1時45分に来てください」と細かな時間指定がされていたので、遅れないように5分前に行ったら玄関に守衛にぶっきらぼうに「まだまだ、あと5分」と日本語で言われた。なんだか変な対応だなと思ったのだけれど、午後1時45分というのは、どうやら単に昼休み後に領事館が開館する時間だったようだ。あと、妙な対応をしてきた守衛は現地雇いの中国人のようだった。

5分外で待って1時45分丁度に領事館の玄関に行ったところ、今度はパスポートをチェックされ、それから整理券をもらった。整理券をもらったので少し待つのかと思ったら中には誰も待っている人はおらず、すぐに受け付けの係員が対応してくれた。日本語の発音を聞いていると、どうやらこの係員も中国人のようだった。

その後、事前申請時に受け取ったQRコードをプリントした紙と写真を提出して、代わりに手渡された書類にサインして、しばらく待っていたら、「写真に傷があります」ということで窓口に再び呼び出された。とりあえず、持ってきた写真を全部係員に渡して、比較的マシなものを選んでもらって事なきを得たが、ここで写真取り直しとなると、広州の土地勘がない人間としては対応が難しそうな気がした。まぁ、最悪取り直しとなっても、何でも揃う大都会広州のことなので多分大丈夫だとは思うが。

そういうわけで、なんとか必要書類が無事受理されて、2時間後にパスポートと所持証明書(パスポート番号が変わるので同じ人が所持人である旨の証明書)ことになった。待ち時間がながいので、一旦ホテルの部屋に引き返すことにした。古いパスポートを提出して手元に身分証明できる書類がなくなったので、領事館の入り口で、再び入館できるかどうか確認したところ、申請書の控えがあれば大丈夫とのことだった。

待ち時間の間、先程行った検査場とは別のPCR検査場を見つけて、サクッと検査を受けてきた。ここの検査場では、珠海の検査場とは違って、検査官が冷房の効いたボックスの中に入って検体採取を行っていた。暑い南国ではこのボックスは必要だろう。炎天下、防護服を着て検査任務に当たっている珠海の検査官は大変だと思う。

パスポートの受取は、料金を現金で支払わなくてはいけないこと以外は特に問題はなく、3130元の札束をガサっと渡したら、パスポートと証明書をすんなりと受け取ることができた。パスポートを受け取った後、新しいパスポート番号を使って明日の帰りの鉄道の切符を購入した。このチケット購入がなかなか大変だったのだけれど、今日はもう長くなったので、詳細は割愛する。

パスポートと帰宅用チケットの手配を終えて今日の任務が全て終了したので、夕方から広州市最大のショッピングモールである正佳广场に観光と食事にでかけた。お目当ては、最近オープンした「スシロー」の回転寿司である。モール自体も巨大でなかなかにすごいものだったが、なんといっても今日のハイライトは回転寿司だった。

一歩中に入ると、雰囲気からメニューから、もう完全に日本の回転寿司そのものだった。店員は当然ながら中国人だけれど、おどろいたことにかなり皆さん上手に日本語を話していた。中国人店員が働いている日本のスシローだと思うと、支払い方法がWeChatペイであること以外、もう完全に何から何まで日本そのもので、「つかの間の一時帰国」を楽しむことができた。

注文端末を日本語に切り替えたらもう「ほぼ日本」

中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)

ピアノ練習

SimplyPiano、中級III(ロールピアノのテスト)