2022年6月28日火曜日

【日記】2022年6月27日(月) 、パスポート更新後の関連手続きの準備、懸念されるコロナ防疫状況の悪化

今週、広州へ行ってパスポートの更新を行う予定だ。正確に言うと、日本の場合パスポートの「更新」という手続きは存在せず、失効間近のパスポートを返納して新しいものを新規に発給してもらう手続きを行うことになる。「更新」ができないこと(特に番号が引き継がれないこと)に関する諸問題はこの日記でも何度か書いているが今日はそれについては触れない。とりあえず、古いパスポートを返納して新しいものを発給してもらう手続きをここでは仮に「更新」と呼ぶことにする。

さて、パスポートの更新手続自体は、それほど大変ではない。事前に申し込みをしておいて、写真と料金(支払いは現金のみ)を領事館に提出すればその場で新しいパスポートを発給してくれる。問題は更新後の関連手続きだ。中国はご存知のようにIT社会で、あらゆるオンライン上のシステムが身分証番号で紐付けられているのだけれど、永住権を持たない外国人の場合、オンラインシステムを紐づけるための身分証番号としてパスポート番号が使われている。したがって、パスポート番号が変わるということは「一大事」なのだ。

ちょっと考えただけでも以下のような手続きが必要である。
  • 入出国管理局で居留証を更新
  • 警察に行って住民登録のパスポート番号を更新
  • 銀行に行って登録パスポート番号を更新し銀行アプリをアップデート
  • 工作証許可証の登録パスポート番号を変更
  • 携帯電話の契約情報を変更
  • WeChat、Alipayの登録パスポート番号を変更
  • 健康コード、PCR検査用アプリの登録番号を更新
  • 税務署のアプリに登録しているパスポート番号を変更
  • 労働契約書にもパスポート番号が入っているので作り直す
特に急ぐのが居留証の更新だ。恐竜賞は期限の30日前までに手続きをしなくてはいけないのだが、居留証の期限というのはパスポートの期限と同一なので、パスポート更新が期限ギリギリになると非常に厄介だ。今回は妻のパスポート期限が比較的近く、居留証の更新期限までほんの僅かのゆとりしかない。

銀行や携帯電話については、私は2つの銀行と2つの電信会社に口座と番号を持っているので、これだけで4つの窓口を回らなくてはいけない。上記の手続き全体としては、おそらく8箇所もしくはそれ以上の窓口を手続きのために訪問して回らなくてはいけない。考えただけで、大変な量の手続きをこなさなくてはいけない。

手続きの量もさることながら、まだ私の拙い中国語力では何か問題が発生した場合に対応できないので、どうしても中国人についてきてもらう必要がある。そうなると助けてくれる人を探さなくてはいけないのだが、何しろ手続き量が多いので、一人の人にずっとアテンドしてもらうのは現実的ではない。とりあえず、今日は3人の同僚に話をして、来週少しづつ助けてもらうことで同意してもらった。

目下、コロナの防疫レベルが上っており、それも懸念材料だ。締切まで時間がない手続きが多く、万が一、コロナの影響で手続きが遅れると、締切を過ぎた場合の特別の手順が必要になるだろう。想像するだけでゾッとする。とにかく、今は状況が悪化しないことを祈るのみである。

中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)、ラジオの聞き流し。

ピアノ練習

SimplyPiano、中級III(終了)