2022年6月9日木曜日

【日記】2022年6月8日(水) 、暴風雨警報でも続行される大学入試、人間関係の可干渉性

完全に雨季に入ったようで、天気予報を見ると、見渡す限りずっと「雨」のマークが続いている。この時期になると「日」単位の天気予報はあまり役に立たない。降雨レーダーに基づいた「分」単位の降雨予報を見ながら通勤のタイミングを図らねばならない。自転車しか通勤手段がないと雨季はなかなかに苦労する。

私は通勤時にシェア自転車を利用しているのだけれど、シェア自転車は乗車時にスマホでQRコードをスキャンして料金を支払うシステムになっている。しかし、雨が強く降っていると、QRコードの前面に付着した水滴の影響でうまくコードを読み取ることができなくなる。雨が弱ければ、さっと水滴を拭ってスキャンすればよいのだが、バケツをひっくり返したような雨となると水滴を拭った矢先からまた水滴がつくのでお手上げである。

なんとか小降りになるタイミングを見つけて出勤したが、出勤後に再び雨脚が強くなり、結局、午後からは休講となった。今日は中国の高考(大学入学共通テスト)の二日目で、そちらはどうなるのかと思っていたが、さすがに高考は暴風雨警報の中でも続行されたようだ。

仕事の方はというと、そろそろ学期末のまとめの時期に入っている。私は部分的に担当していた講義の成績をつけ終わって既に提出したので、次の学期(秋学期)にむけての講義の準備を進めている。さらにその次の学期(春学期)に新講義科目を立ち上げる予定なので、秋学期の講義準備を早く終わらせてそちらにとりかかりたい。

講義準備のために日本語の電波天文学の教科書を読んでいたら、すごく真面目な文章の中に一箇所、なんとなく「緩めの」記述があり、ついマーカーを引いてしまった。
相性の良い人を「波長が合う人」と言うことがある。これはコヒーレンスの概念を日常で使っている例だろう。(シリーズ現代の天文学、宇宙の観測IIー電波天文学より


コヒーレンス(可干渉性)が維持されるためには、放射源と放射メカニズムが共通であること、雑音が少ないこと、等々が必要であるが、人間どうしも、出身地や出身校が同じだと相性が良い(波長が合う)ということはあるだろう。「雑音」は人間関係に置き換えた場合、どういう事柄が対応するだろうか。

中国語学習

単語と例文の暗記(10分程度)、ラジオの聞き流し。

ピアノ練習

SimplyPiano、中級III